「実体験」とは?意味や類語!例文と解釈
皆さんは、「実体験」という言葉を色々な場面で使っているかと思います。
この言葉は、ビジネスシーンだけでなく、日頃の生活の場面でもよく耳にすることがあります。
この「実体験」が出てくる機会が多いために、改めて言葉の意味を振り替える機会が少ないかもしれません。
そこで今回は、この「実体験」について、見ていくことします。
目次
- 「実体験」とは?
- 「実体験」の表現の使い方
- 「実体験」を使った言葉と意味を解釈
- 「実体験」を使った例文と意味を解釈
- 「実体験」の類語や類義語
「実体験」とは?
「実体験」とは、「他人からの聞きかじりや受け売りではなく、自分で実際に経験すること」を意味している言葉です。
- 「実体験」の読み方
「実体験」の読み方
「実体験」は「じつたいけん」という読み方になりますが、普段からよく使われている言葉なので、ここで改めて強調することはありません。
正しく読めるようにチェックしておく程度でいいでしょう。
「実体験」の表現の使い方
「実体験」は「自ら実際に経験すること」という意味がありますので、リアルな環境の中で、直接触れたり、行動することで体感するような場合に使われることになります。
「実体験」を使った言葉と意味を解釈
「実体験」を使った言葉には次のような表現があります。
- 「実体験を語る」
- 「実体験に基づく」
「実体験を語る」
「実体験を語る」という使い方がありますが、「実際に自分が経験したことを他人に話すこと」という意味になります。
講演会などで、参加者に参考にしてもらうために、自分の「実体験」を話すことがあります。
「実体験に基づく」
「実体験に基づく」とは「実際の体験を元にする」、「経験したことをよりどころとする」というような意味になります。
「実体験」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「実体験」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「実体験」を使った例文1
- 「実体験」を使った例文2
「実体験」を使った例文1
「あなたの実体験のことを、書籍にして、多くの人に伝えて欲しいのです。その経験は決して風化されてはなりません」
人の「実体験」は、時として非常に貴重なことである場合があります。
例えば、戦争の「実体験」、災害の「実体験」などが挙げられますが、その経験を書籍にして後世に伝えるのです。
「実体験」を使った例文2
「モバイル機器を利用して、実体験の積み重ねでネットワーク利用の可能性を探る」
今やインターネットを活用したモバイルワーク・在宅ワークは珍しいことではなくなりましたが、実証実験の時は、利用者やモニターの人の「実体験」を積み重ねて、その有用性を見いだしたのかもしれません。
「実体験」の類語や類義語
「実体験」を他の類義語で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「生の体験」【なまのたいけん】
- 「現場の経験」【げんばのけいけん】
「生の体験」【なまのたいけん】
かなりストレートな表現をですが、「生の体験」は「実体験」に近い意味を持つ言葉として扱うことができます。
「リアル過ぎるほどの生々しい体験」という意味で使われます。
「現場の経験」【げんばのけいけん】
「現場の経験」という言葉も類義語となりますが、「聞き伝えではなく自分の身で体験したもの」という意味になります。
「実体験」という言葉の意味や使い方、紹介してきました。
しかし、この言葉は、あまりにも様々な場面やシーンで使われてきますので、どのようなケースで使えるのか、正しく理解していない人が意外に少ないかもしれません。
ビジネスの世界では、昔から「実体験」が重要視されてきた敬意もあります。
特に難しい事柄を机上で論じるのではなく、「実体験」に基づき、現場でしか見えないこと、分からないことをしっかりと確認してから、物事に臨むことが問われています。
皆さんが間違った方向に行かないようにしっかりと見定めておく必要があります。