「虐められる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「虐められる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「虐められる」とは?
- 「虐められる」の表現の使い方
- 「虐められる」を使った例文と意味を解釈
- 「虐められる」の類語や類義語
「虐められる」とは?
「虐められる」の概要について紹介します。
- 「虐められる」の読み方
- 「弱い人が他人から苦しめられること」の意味
- 「ことさら厳しく扱われること」の意味
- 「虐め」の語源
- 「虐め」と「苛め」の違い
「虐められる」の読み方
「虐められる」は「いじめられる」と読みます。
読み方が難しいので平仮名表記にされることが多くなります。
「弱い人が他人から苦しめられること」の意味
力が弱い人や気持ちが弱い人が、他人から意図的に苦しめられることを言います。
虐める人達は本人が虐められて悩んだり苦しんだりしている様子を見て自分のストレスを発散したり、自分が優位に立っているというプライドを満足させているのです。
「ことさら厳しく扱われること」の意味
何かの目的があり、鍛える為に厳しく扱われることを言います。
こちらは悪意があるとは限らず、厳しく接するという意味で使われます。
「虐め」の語源
「虐め」の語源は、「相手をいじること」「意地(いじ)」、木の周囲を締める「囲締(いじめ)」の3つの説があります。
いずれも1体1の行為であり、現在の様に集団で1人を苦しめる様な「イジメ」の意味はありませんでした。
「虐め」と「苛め」の違い
辞書で「いじめ」を調べると「虐め・苛め」と載っています。
この2つは辞書で同じ意味ですが、ニュアンスが違います。
「虐め」は「人をむごく扱う事」という意味で、肉体的な意味が強くなります。
「苛め」は「弱い者に対して仲間外れや暴言などで苦痛を与えること」で、精神的な意味が強くなります。
現在社会問題になってる「イジメ」は「苛め」が使われます。
「虐められる」の表現の使い方
「虐められる」の使い方を紹介します。
- 受け身として使う
- 本人の自覚次第
受け身として使う
「虐められる」は動詞「虐める」の未然形に「られる」が付いた形です。
「られる」には「受け身・尊敬・自発・可能」があるのですが、「虐められる」の場合は「受け身」の意味になります。
本人の自覚次第
「虐められる」は、「虐め」を受けた本人がそう思った時に使われます。
「虐め」の行為をした人が自覚はなくても、本人がその様に判断したら「虐められた」と見なされるのです。
「虐められる」を使った例文と意味を解釈
「虐められる」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「虐められる」を使った例文1
- 「虐められる」を使った例文2
「虐められる」を使った例文1
「部活では先輩から随分と虐められた」
体育会系の部活に入っていて、先輩から理不尽なことを言われて苦しめられたことを表しています。
「虐められる」を使った例文2
「姑から長い間虐められた」
結婚して姑と同居してからずっと、理不尽な嫌がらせや差別を受けてきたことを表しています。
「虐められる」の類語や類義語
「虐められる」の類語を紹介します。
- 「いびられる」【いびられる】
- 「いたぶられる」【いたぶられる】
「いびられる」【いびられる】
「人からひどい扱いを受けること」という意味です。
「いたぶられる」【いたぶられる】
「言葉や態度だけではなく、暴力も使って苦しめられること」という意味です。
「虐められる」は「弱い人が他人から苦しめられること」「ことさら厳しく扱われること」の意味があります。
人から「虐められた」と言われない様に注意しましょう。