「名乗る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「名乗る」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「名乗る」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「名乗る」とは?
- 「名乗る」の表現の使い方
- 「名乗る」を使った例文と意味を解釈
- 「名乗る」の類語や類義語
「名乗る」とは?
「名乗る」というのは「自分の名前や素性を告げる、それは自分だと申し出る」という意味があります。
自分の名前や身分を他人に向かっていうことを指しており、例えば「私は名乗るほどのものではありません」などという表現は有名ですよね。
また、落し物をしたときにそれは自分だと申し出れば、それは「落とし主が名乗った」ということになります。
また、他人に話しかけたときなどは「自分から名乗るべきだ」などと言われることもありますね。
- 「名乗る」の読み方
「名乗る」の読み方
「名乗る」という表現は「なのる」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「名乗る」の表現の使い方
「名乗る」というのは「自分の名前を相手につけること、自分の名前や身分を相手にいうこと」という意味があります。
例えば、話をするときにはまず自分の名前を「名乗って」から話をした方が良いでしょう。
相手にいきなり話しかければ、相手から「あなたは誰?」と驚かれてしまうことがありますよね。
そのため、最初に自分はどこの誰なのか「名乗る」ことが大切です。
「名乗る」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「名乗る」を使った例文1
- 「名乗る」を使った例文2
「名乗る」を使った例文1
「社員に用事がある場合は受付で名乗ってください」
会社などを訪問した場合、もしも社員に用事があるならばまずは受付に行って話を通してもらう必要があります。
そのため、受付に行って自分の名前を名乗り、誰と話をしたいのか、ということを説明しましょう。
そこで初めて内線などで読んでもらえます。
できれば身分証なども用意しておくと丁寧ですね。
「名乗る」を使った例文2
「消防署の方から来ました、などと名乗る詐欺に気をつけてください」
最近はあちらこちらで詐欺が横行しています。
嘘の身分を名乗って相手を騙そうとする人も珍しくないですから、騙されないように気をつけなければいけません。
例えば「消防署の方から来ました」などという言い回しは有名ですよね。
最近はメールや葉書でもこのような詐欺がありますので、行政だ、携帯電話会社が、などと名乗ったからといってその相手を信頼してはいけません。
もしも不思議に思ったら、自分から行政などに直接問い合わせることも大切です。
「名乗る」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「自称」【じしょう】
- 「自己紹介」【じこしょうかい】
「自称」【じしょう】
「自称」とは「自分から名乗ること、真偽はともかく名前や職業、肩書などを自分で称すること」という意味になります。
「自称会社員」などという言い方がありますね。
「自己紹介」【じこしょうかい】
「自己紹介」というのは「初めて会う人などに生命や職業などをので、自分が何者なのか説明する」という意味になります。
一般的には挨拶の意味も兼ねています。
「名乗る」という表現は日常的にも使えますね。
「嘘の身分を名乗る人」には注意しなければいけません。