「貸し切り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「貸し切り」は、主に場所や施設に対して使われる言葉です。
目次
- 「貸し切り」とは?
- 「貸し切り」の表現の使い方
- 「貸し切り」を使った例文と意味を解釈
- 「貸し切り」の類語や類義語
「貸し切り」とは?
「貸し切り」とは、特定の場所や部屋などを個人や団体で独占的に使用できるようにすることです。
レストランなどのお店に使われることが多く、時間や期間を区切ってその間は貸し切りにした本人、または関係者以外は使用できなくなります。
それが目的で行うものなので、例えば、身内だけでのパーティーや何かの会合などをそこで開く為にこの「貸し切り」にするという訳です。
- 「貸し切り」の読み方
「貸し切り」の読み方
「貸し切り」は、「かしきり」と読む言葉です。
そのような状態になっている時には、該当の場所や施設の前にこの「貸し切り」と明記されているものです。
逆にこの表記を見掛けた際には、今は関係者以外の人は入れないのだと解釈していいでしょう。
「貸切」と表記されることも多く、中には列車や建物全体がそのような状態になる(誰かがそのようにしている)こともあります。
「貸し切り」の表現の使い方
「貸し切り」にしている状態は、「借り切っている」ことになります。
しかし、それは利用者側からの表現で、提供側からすると、「貸し切っている」という形になり、その貸している側が主体となる言葉の為、どちらからも共通して「貸し切り」と表現されます。
ですが、借りている側が「今日はこのレストランを借り切っている」などと使っても特におかしくはなく、借りる側がそういった状態にしたと表すにはそちらの方が合っています。
「貸し切り」を使った例文と意味を解釈
「貸し切り」を使った例文と、その意味の解釈です。
商業施設をこのような状態にすると、当然ながらそれなりの費用が発生します。
- 「貸し切り」を使った例文1
- 「貸し切り」を使った例文2
「貸し切り」を使った例文1
「2時間ばかりこの部屋を貸し切りにした」
ちょっとした会合などの為に、建物の一室を時間単位で貸している「レンタルルーム」の話です。
公共の施設では、事前に予約をすれば無料(決められている時間まで)で借りられる場合もあります。
「貸し切り」を使った例文2
「行き付けのお店が今日は貸し切りになっていて入れなかった」
その日は誰かが貸し切りにした為に、一般のお客さんは入れなくなっていたようです。
小さなお店では、比較的安価で貸し切りにしてくれる場合も少なくありません。
「貸し切り」の類語や類義語
「貸し切り」と似た意味で使われる言葉ですが、こちらは対象が乗り物の場合に限ります。
- 「チャーター」【ちゃーたー】
「チャーター」【ちゃーたー】
定期便以外の運行に使われる言葉で、依頼によって特別に運行される列車や飛行機などがこう呼ばれます。
もちろん「貸し切り」の状態の為、一般の人は乗ることができません。
「貸し切り」は、そのようにしたい理由があるからこそするものです。
それなりに費用が発生しますが、それも考慮した上で、そうした方がいいのか判断して行ってください。
また、施設によってはこの「貸し切り」でないと利用できないという場合もあります。