「勝ち星」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「勝ち星」は、スポーツで使われることが多く、多いほどいいものです。
目次
- 「勝ち星」とは?
- 「勝ち星」の表現の使い方
- 「勝ち星」を使った例文と意味を解釈
- 「勝ち星」の類語や類義語
「勝ち星」とは?
「勝ち星」とは、「勝利した印」を表す言葉で、そこから転じて「勝利すること」自体にも使われています。
新聞やニュースでよくプロ野球の投手に対して使っており、勝利投手に「勝ち星を挙げた」と表現しています。
その他にも、大相撲で取り組みに勝つと「勝ち星を挙げた」のように使われ、いわゆる「勝敗表」に勝った時に付ける印という意味(が本来)の言葉です。
- 「勝ち星」の読み方
「勝ち星」の読み方
「勝ち星」は、「かちぼし」と読んでください。
先のように、実際には勝った印というより、勝ったということ自体を表す言葉として用いられることの方が多いと考えていいでしょう。
逆に負けたという印、及び負けたことを表現する「負け星」(まけぼし)という言葉がありますが、こちらはあまり見聞きしません。
「勝ち星」の表現の使い方
勝利に対して「勝ち星」と使うのは野球や大相撲だけでなく、多くのスポーツで試合に勝利したことに「勝ち星を挙げた」と使えます。
何勝もしている状況に対し、「勝ち星を量産している」といった使い方もでき、逆に勝てなくなってしまっていると言いたい時には、「勝ち星から遠ざかっている」などと使われます。
「勝ち星」を使った例文と意味を解釈
「勝ち星」を使った例文と、その意味の解釈です。
最初は本来の意味で使っている例文です。
- 「勝ち星」を使った例文1
- 「勝ち星」を使った例文2
「勝ち星」を使った例文1
「星取表にきちんと勝ち星を書いておけよ」
勝敗表をこの「星取表」と表現することがあり、勝ち星の「星」はここからきています。
「勝ち」を付けずに「星」とだけ使った場合も、実質的に「勝ち星」のことになります。
よって、「星を挙げる」でも「勝利する」ことが表せます。
「勝ち星」を使った例文2
「どうもあの投手は最近勝ち星に恵まれない」
野球で勝利投手になるには、最後に投げたイニング(表だった場合はその裏、裏であれは次のイニングの表)までに、味方のチームが勝っていないといけません(先発投手の場合です)。
また、その条件で他の投手に交代したとしても、その後に同点、または逆転されてしまうと、その時点で例えチームが勝利しても勝ち投手になることはできない為、完投しない場合は後続の投手次第なことも多いです。
「勝ち星」の類語や類義語
「勝ち星」と同じ意味で使われる言葉です。
大相撲ではこちらの方がよく使われています。
- 「白星」【しろぼし】
「白星」【しろぼし】
勝敗表への記載に、勝ちは白色、負けは黒色で印を付けることが多い為、この「白星」は勝ったという印に対して使われます。
「白星を挙げた」とすると、勝利したことが表現できます。
対して負けは「黒星」(くろぼし)と表現し、「負け星」とは違ってこちらもよく使われる言葉です。
「勝ち星」は、いくつ挙げてもいいものです。
この表現1つで「1勝」のことだと解釈していいでしょう。