「一利」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「一利」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「一利」という言葉を使った例文や、「一利」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「一利」とは?
- 「一利」を使った例文や短文など
- 「一利」の類語や類義語・言い換え
「一利」とは?
「一利」という言葉を知っているでしょうか。
「百害あって一利なし」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「一利」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「一利」という言葉の意味を紹介します。
- 「一利」の読み方
- 「一利」の意味
「一利」の読み方
「一利」は「いちり」と読みます。
特に難しい言葉が使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「一利」は「いちり」と読みましょう。
「一利」の意味
「一利」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「一利」には、「一つの利益」という意味があります。
「百害あって一利あり」という言葉には、弊害はたくさんあるが、利益になるようなことは一つもないという意味があります。
禁煙を始める時に、「タバコは百害あって一利なし」などと言います。
またほとんどの場合「一利」は「百害あって一利なし」という言い回しで使われています。
このように「一利」という言葉には、「一つの利益」という意味があります。
「一利」を使った例文や短文など
続いて「一利」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「一利」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「一利」を使った例文1
- 「一利」を使った例文2
「一利」を使った例文1
「昔、ゲームは百害あって『一利』なしと言われたが、現在はスターを生んでいる」
この例文のように、テレビゲームをしていると、「百害あって一利なし」などと親に言われたかもしれません。
一つも利益がないと言われるほど、大人の評価は低い遊びでした。
現在は、eスポーツの普及により、高額賞金を稼ぐスターも登場しています。
「一利」を使った例文2
「やる気がないのに徹夜するのは百害あって『一利』なしだ」
この例文のように、仕事や勉強をする気もないのに、徹夜するのは、体に負担を掛けるだけで、よいことはないでしょう。
「一利」の類語や類義語・言い換え
最後に「一利」の類語や類似表現を紹介します。
「一利」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「利益」【りえき】
- 「利点」【りてん】
「利益」【りえき】
「利益」には「儲けを得ること」「ためになること」という意味があります。
「利益を分配する」「営業利益」などという使い方をします。
「利点」【りてん】
「利点」という言葉には「有利な点」また「長所」という意味があります。
「この機械の利点は、軽い所だ」という文章には、機械の長所が軽量な点だという意味があります。
「一利」という言葉について見てきました。
一つの利益という話をしたい時、「一利」という言葉を使ってみましょう。