「常習的」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「常習的」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「常習的」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「常習的」とは?
- 「常習的」の表現の使い方
- 「常習的」を使った例文と意味を解釈
- 「常習的」の類語や類義語
「常習的」とは?
「常習的」とは何度も繰り返し、習慣のようになっているという意味で使います。
- 「常習的」の読み方
「常習的」の読み方
「常習的」とは「じょうしゅうてき」と読みます。
「常習的」の表現の使い方
「常習的」とは、何度も繰り返して、習慣、癖のようになっていることに使う言葉です。
そしてこの言葉は主には悪いことに対して言いますので気をつけておきましょう。
「逮捕された〇〇は、麻薬を常習的にやっていたとされる」「寂しさから万引きを常習的にするようになった」などと使います。
「常習的」を使った例文と意味を解釈
それでは「常習的」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「常習的」を使った例文1
- 「常習的」を使った例文2
「常習的」を使った例文1
「あの家の奥さんは、ちょっとでも気に入らないことがあれば暴言、暴力を常習的に行っている」
悪い意味において、何度も繰り返す、お決まりのパターン、いつもこのような調子といったことを「常習的」という言葉で言い表します。
「いつものことだ」「また、やっている」という意味合いです。
「常習的」を使った例文2
「夫は、お酒に酔うと、暴れて物を壊すといったことを常習的にするので、出入り禁止にされた店がある」
お酒に酔って、余所の物を壊すといったことは悪い癖です。
悪い癖、何度も繰り返すことに「常習的」という言葉を使います。
同じ悪いことであっても「常習的」であれば、その方が悪質だと見なされることでしょう。
また「常習的」ということは、直らないという風に思われることも多いのです。
「常習的」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「常習的」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「常例」【じょうれい】
- 「習慣」【しゅうかん】
- 「恒例」【こうれい】
「常例」【じょうれい】
「常例」とはいつものならわし、決まりといった意味になります。
「会議の後はみんなで食事会というのが、常例になっている」などと使います。
「習慣」【しゅうかん】
「習慣」とは長い間、繰り返し行われている、そうすることが決まりのようになっている事を言います。
「早寝早起きの習慣を身に着けたい」「悪い習慣は断ち切る努力をしてください」「朝起きたらコーヒーを飲む習慣だ」という風に使います。
「恒例」【こうれい】
「恒例」とは物事が決まった方式で行われること、また、しきたり、ならわしとなっている行事のことを言います。
「我社は11月に忘年会を先にするというのが恒例となっている」「恒例行事」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「常習的」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。