「重々しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「重々しい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「重々しい」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「重々しい」とは?
- 「重々しい」の表現の使い方
- 「重々しい」を使った例文と意味を解釈
- 「重々しい」の類語や類義語
「重々しい」とは?
「重々しい」というのは「いかにも重そうである」、「威厳を持っている」、「真剣である」という意味で使われる表現です。
例えば卒業式や入学式の式典は「重々しい雰囲気」の中で執り行われますよね。
これは威厳ある雰囲気の中で執り行われるということになります。
また、落ち着いていて堂々としているときに目の表現が使われ、「重々しい態度」などと言われます。
- 「重々しい」の読み方
「重々しい」の読み方
「重々しい」という表現は「おもおもしい」と読みます。
日常生活で使う表現ではありませんが、知っておきたい言い回しの1つです。
「重々しい」の表現の使い方
「重々しい」という言葉はいかにも重そうである、態度が落ち着いていて堂々としている、威厳がある、などという時に使われます。
例えば、スポーツ大会等では「重々しい口調」で開会を宣言することもあるかもしれませんね。
選手宣誓などの雰囲気が好きだという人もいるのではないでしょうか。
「重々しい雰囲気」の中で式典が開催されるものです。
また、「重々しい足取り」と言えば「いかにも重そうである」という意味になります。
「重々しい」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「重々しい」を使った例文1
- 「「重々しいく」」を使った例文2
「重々しい」を使った例文1
「先日仕事で大きなミスをしてしまったため、彼女は重々しい足取りで職場に向かった」
職場でミスをしてしまうと、一体どうすれば良いのかわからないと感じることもあるでしょう。
ミスの大きさや迷惑の規模によっては次の日仕事に行くのが嫌になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、自分が失った信頼は仕事でとり戻すしかありませんので、何とか仕事に向き合い、真剣に対処したいものです。
逃げていても何も変わりません。
「「重々しいく」」を使った例文2
「重々しい雰囲気の中で授与式が開催された」
絵画や作文など、子供たちが提出する作品の中でも授与式が開催されることがありますよね。
そのような授与式は非常に「重々しい雰囲気の中」で開催されるものです。
たとえ子供の作品の常識であっても、大人に対する常識であっても、敬意を込めてそのような式が開かれるのです。
卒業式など、会場に入っただけで背筋が伸びると感じる人もいるのではないでしょうか。
「重々しい」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「威厳のある」【いげんのある】
- 「真剣な」【しんけんな】
「威厳のある」【いげんのある】
「威厳のある」というのは「厳かな、堂々とした雰囲気を持っている様子」という意味になります。
威圧的で近寄りがたい様子を指すこともあります。
「真剣な」【しんけんな】
「真剣な」というのは「物事に真面目に取り組む」という意味になります。
「一生懸命な」、「熱心な」という意味です。
「重々しい」という表現はかしこまった時に使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
意味をしっかりと間違えずに理解しておきたいですね。