「村外れ」とは?詳しく解釈!
この「村外れ」は、本来の意味から転じた解釈で使われることもある言葉です。

目次
- 「村外れ」とは?
- 「村外れ」を使った例文と意味を解釈
「村外れ」とは?
「村外れ」(むらはずれ)は、「村の中心部から外れた場所」という意味で使います。
この中心とは、物理的な中心という意味と、人が集まる施設があるような場所の2つの意味を総合しており、地図上では村の端だったとしても、そこに人が多く済んでいたり、大きな施設があるような時には対象となりません。
似たような言葉に「村八分」(むらはちぶ)がありますが、全く意味が違うので注意してください。
この「村八分」は、「仲間外れ」という意味で使われる言葉で、同じ「村」という漢字を使った言葉同士ながら、意味的な関連は何もありません。
「村外れ」を使った例文と意味を解釈
「村外れ」を使った例文と、その意味の解釈です。
冒頭に挙げた、転じた意味で使っている例文も紹介していきます。
- 「村外れ」を使った例文1
- 「村外れ」を使った例文2
「村外れ」を使った例文1
「道に迷って、こんな村外れまで来てしまった」
その村で全く栄えていない端の方まで来てしまったと言っています。
村の中でもとても寂れた所まで来てしまったと言っていると解釈できる使い方で、場合によってはこの後に大変なことになってしまうかも知れません。
「村外れ」を使った例文2
「よくそんな駅から歩いて25分もある村外れな所によく住んでいるものだ」
一見では、本当の意味での「村外れ」ともとれますが、このような使い方は、そんな利便性の悪そうな所という意味だと解釈してください。
本当は違うのかも知れませんが、最寄り駅からの距離がそれなりに遠いと言われると、感覚的にどうしてもそのように思われることが少なくありません。
首都圏では「村」自体がほとんど存在しない為、この「村外れ」と使った時には2つ目の例文のように捉える方が多いと考えていいでしょう。
逆に地方では、本当の「村」のことと使っている場合も多いでしょう。