「罪深い」とは?!解説
「罪深い」は、自らに対して使うことが多い言葉で、同時にそれが分かっている場合に使う言葉でもあります。
目次
- 「罪深い」とは?
- 「罪深い」を使った例文と意味を解釈
「罪深い」とは?
「罪深い」とは、「色々な罪を抱えている」という意味で使う言葉です。
「色々な罪を重ねてきた」とも解釈でき、そうだと自分で分かっている人が用いる場合だけでなく、人に対して「罪深い奴だ」のように使うこともできる言葉です。
尚、キリスト教では、人間は生まれながらにして「罪深い」生物であるとされており、いわゆる「性悪説」を唱えている宗教だと解釈されています(キリスト教関係の団体としては、これについて肯定も否定もしていません)。
「罪深い」を使った例文と意味を解釈
「罪深い」を使った例文と、その意味の解釈です。
人だけでなく、団体を対象に使うこともできます。
- 「罪深い」を使った例文1
- 「罪深い」を使った例文2
「罪深い」を使った例文1
「あの○○社は、大気汚染を省みようともしない罪深い会社だ」
工場からの排気などが大気汚染に繋がっていることが分かっていながら、何の対策も行っていないと考えられる会社を指して使っている例になります。
実際にはそのような会社はすぐに問題になるでしょうが、このような使い方もできるという例だと考えてください。
「罪深い」を使った例文2
「悪いことに関わっていたことがあるので、今になって罪深さを感じている」
悪いことをしていたという自覚があり、それに対しての葛藤が表現されている例になります。
例え犯罪行為とまではいかなくとも、自分で悪いと思うことをしていたと反省している様子です。
自らに使う場合にはこのような用い方になることが多く、そうだと分かっていると表していることにもなります。
この「罪深い」は、宗教的な解釈はともかく、それだけ悪いことをしてきた(重ねている)という意味だと覚えておいてください。
一言で「悪いこと」と言っても幅がありますが、自分が(誰かに使う場合には、使う側の判断で)そうだと思えばそれに含めていいでしょう。