「激高」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「激高」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、人の感情を指し示す言葉として扱われています。
しかし、使われる頻度は限られたケースでもあり、詳しく使い方を理解されていない人もいるかもしれません。
そこで今回は、この「激高」についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「激高」とは?
- 「激高」の表現の使い方
- 「激高」を使った例文と意味を解釈
- 「激高」の類語や類義語
「激高」とは?
「激高」とは「感情がひどく高ぶること」、「ひどく怒ること」、「激しい怒り」など意味する言葉です。
- 「激高」の読み方
「激高」の読み方
「激高」は「げっこう」という読み方をしますので、ここでしっかりとチェックしておいてください。
「激高」の表現の使い方
「激高」とは「感情がすごく昂り、激しく怒る」という意味になりますので、何かしらの出来事で怒り狂ったようになった時に使われることになります。
人を「激高」させる原因は様々ありますが、物事がうまく行かない時に、そのことで怒りを覚えることもあれば、人の余計な言動がトリガーになることもあります。
「激高」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「激高」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「激高」を使った例文1
- 「激高」を使った例文2
「激高」を使った例文1
「大学を勝手に辞めてしまったので、母と父は激高して、僕を殴り飛ばしたのです」
親からしてみると、苦労して大学に行かせているのですから、勝手に辞めたなら怒ることは当然でしょう。
しかも、単なる怒りではなく「激高」しているので、会話もまともにできないはずです。
自分にもそれなりの言い分はあるでしょうが、まずは平謝りするしかなさそうです。
「激高」を使った例文2
「彼らは激高しながらも、議論して課題を解決しようと長い時間をかけて、結論を導き出そうとしている」
普通なら会議や議論をする場合、冷静な態度で臨むことが普通なのですが、このように「激高」する中でも、議論しようとする背景には、お互いの主張を認めたくはないものの、解決策を見出ださないと後がないくらいまでに追い込まれている可能性があります。
「激高」の類語や類義語
「激高」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「激怒」【げきど】
- 「憤怒」【ふんぬ】
「激怒」【げきど】
「激怒」も「激高」の類義語として扱いことができる言葉の1つです。
「激しい怒りを感じる」という意味がありますが、「激高」よりも「怒り狂って手がつけられない状態」というニュアンスが込められいる感じがします。
「憤怒」【ふんぬ】
「憤怒」も「激高」に近い意味を持つ言葉ですが、「強い怒りの気持ち」という意味からして、決して烈火のごとくに怒りが外に発散されているわけではないものの、心の中はメラメラと怒りの火が燃えたぎっているようです。
「激高」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この言葉が使われる場面では、もはや冷静な感情は失われており、手につかない状況のように思われます。
このような状態の人と接するには、冷静な態度で臨むことが大切です。