「仰向く」とは?!意味や読み方まで解説
日常会話で「仰向く」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な意味があるのか、語源や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「仰向く」とは?
- 「仰向く」を使った例文と意味を解釈
- 「仰向く」の対義語
「仰向く」とは?
「仰向く」の概要について紹介します。
- 「仰向く」の読み方
- 「仰向く」の意味
- 「仰向く」の語源
「仰向く」の読み方
「仰向く」は「あおむく」と読みます。
「おおむく」と読み間違わない様にしましょう。
「仰向く」の意味
「仰向く」の意味は「顔やものの前部分が上を向くこと」です。
人の顔は普段前を向いているのですが、顔を意識的に上に向けることを言います。
「仰向く」は動詞で単に上を向くという意味ですが、「仰向け」と名詞にすると、上を向いて横臥することを意味します。
「仰向く」の語源
「仰向く(あおむく)」の語源は「あふのく」といい、「あふ=仰ぐ」「のく=仰ぐ」とどちらも同じ意味の言葉です。
「あふのく」→「あふぬく」→「あおむく」と変化したものと言われています。
「仰向く」を使った例文と意味を解釈
「仰向く」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「立ち止まって仰向くと、久し振りに星空が見えた」
- 「頭の上から声を掛けられたので仰向くと先輩だった」
「立ち止まって仰向くと、久し振りに星空が見えた」
都会で空気が悪くあまり星が見えない場所に住んでいる人が、冬の空気が澄んだ時期に外出して、ふと空を見上げたところ、普段見られない様な星空がキレイに見えたことを表しています。
「頭の上から声を掛けられたので仰向くと先輩だった」
デスクに座って仕事をしていて、急に頭の上から声を掛けられました。
そのままの姿勢で仰向くと先輩が笑顔でランチに誘ってくれていたというシーンです。
「仰向く」の対義語
「仰向く」の対義語を紹介します。
- 「俯く」【うつむく】
- 「顔を伏せる」【かおをふせる】
「俯く」【うつむく】
「顔を下に向けて前が見えない状態になること」という意味です。
「仰向く」の対義語として辞書に載っています。
「顔を伏せる」【かおをふせる】
「顔を下に向けて人と目を合わせない様にすること」という意味です。
「仰向く」の反対の意味の言葉として使われます。
「仰向く」は「顔やものの前部分が上を向くこと」という意味です。
上を向く動作として使ってみましょう。