「がっつり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「がっつり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「がっつり」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「がっつり」とは?
- 「がっつり」の表現の使い方
- 「がっつり」を使った例文と意味を解釈
- 「がっつり」の類語や類義語
「がっつり」とは?
「がっつり」というのは「たっぷり、しっかり、思い切り、思う存分」などという意味で使われます。
もともと北海道で使われていた表現ですが、釧路出身のラジオDJであるやまだひさしが全国区の番組でこの言葉を使ったことにより、全国的に広がっていったのではないかと考えられています。
「このレストランではがっつり食べられる」などと使われますよね。
例えば男性でもお腹いっぱいになれるようなランチであれば、「がっつりしたランチ」などとも言われます。
2000年以降に使われるようになった表現だと言われています。
「がっつり」の表現の使い方
「がっつり」という表現は「たくさん、たっぷり」という意味で使われる北海道の方言です。
2000年以降に全国的に広がり、今ではどこの地域でも当たり前のように使われるようになりました。
例えば「がっつり食べる」「がっつり働く」などと事をされます。
仕事に一生懸命の場合など、「がっつり働く」などと言われますね。
残業なども躊躇せずにこなす場合、たっぷり働いているということになります。
「がっつり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「がっつり」を使った例文1
- 「がっつり」を使った例文2
「がっつり」を使った例文1
「彼はがっつり働いて、病気になってしまったらしい」
働きすぎてしまったら体調を崩す可能性もあります。
働くことでストレスが溜まり、心身共に異常をきたしてしまう可能性もありますので、働くときには疲れを溜めすぎないように気をつけることも大切です。
夜はしっかり睡眠をとり、栄養のある食事を心がけましょう。
「がっつり」を使った例文2
「あそこの食堂はがっつり食べられてとてもお値打ちなんだよ」
お昼ご飯は外に出て外食するという男性も多いのではないでしょうか。
特に営業をするサラリーマンなどにとってお昼ご飯は重要ですよね。
しっかりと栄養を補給し、午後の仕事に備えなければいけません。
そのような人にとって、おなかいっぱい食べられる食堂はありがたい存在なのではないでしょうか。
しかも値段が安ければそれに越した事はありませんね。
「がっつり」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「思う存分」【おもうぞんぶん】
- 「たっぷり」
「思う存分」【おもうぞんぶん】
「思う存分」というのは「心に満足するほど」、「したい限り」という意味です。
もうこれで十分だと満足するまで何かをするときに使われます。
「たっぷり」
「たっぷり」というのは「満ちあふれるほど十分にある」という意味で使われる表現です。
まだあまりゆとりがある時にも使われます。
「がっつり」という表現がまさか方言だったなんて、と驚く人もいるかもしれないですね。
今はどこの地域でも使われる言葉になったと言われています。
もしかしたら地元で聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。