「嫌々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「嫌々」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「嫌々」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「嫌々」とは?
- 「嫌々」の表現の使い方
- 「嫌々」を使った例文と意味を解釈
- 「嫌々」の類語や類義語
「嫌々」とは?
「嫌々」とは副詞で、自分ではそうしたくないと思いながら仕方がなくという意味になります。
- 「嫌々」の読み方
「嫌々」の読み方
「嫌々」とは「いやいや」と読みます。
「嫌々」の表現の使い方
「嫌々」とは自分がしたくないと思いながらも、仕方がなくするといった場面で使う言葉です。
例えば「係の仕事を嫌々ながらも引き受けた」「ピーマンを嫌々食べたトラウマから、大人になっても嫌いだ」というように使います。
「嫌々」を使った例文と意味を解釈
それでは「嫌々」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「嫌々」を使った例文1
- 「嫌々」を使った例文2
「嫌々」を使った例文1
「そんなにこの仕事が嫌々ならしなくてもいい」
自分ではそうしたくないと思いながら仕方なくといった気持ちを「嫌々」と言うのですが、相手からすれば表情や態度などで感じるものがあります。
ですから例文のように、したくないならしなくていいと言っているのです。
「嫌々」を使った例文2
「しつこい誘いに嫌々ながら出かけたのだが、思ったより楽しかった」
しつこい誘いに、自分は行きたくないと思っていたけれど仕方なく出かけたということを「嫌々ながら」という言葉で言い表しています。
気乗りがしない、面倒臭いといったニュアンスも伝わります。
「嫌々」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「嫌々」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「渋々」【しぶしぶ】
- 「面倒臭そうに」【めんどうくさそうに】
- 「しょうがなく」【しょうがなく】
「渋々」【しぶしぶ】
「渋々」とはしたくないと思っているが「嫌々」ながらすることを言います。
「嫌々」と「渋々」は同じ意味です。
「渋々ではあるが、一応契約はとりつけた」「仕事を渋々引き受ける」「彼女の態度は、渋々働いているといった感じがして、あれは印象が悪いなあ」などと使います。
「面倒臭そうに」【めんどうくさそうに】
「面倒臭そうに」とはわずらわしい、大変厄介だという風にという意味になります。
「何度もインターホンを押すと、面倒臭そうに玄関に出てきた」「私が渡した資料を面倒臭そうに見ていた」「いつだって面倒臭そうな様子で、元気もない」という風に使います。
「しょうがなく」【しょうがなく】
「しょうがなく」とは他に方法がないから、やむを得ないといった意味になります。
「客が来ると言うので、しょうがなく掃除をすることにした」「本当はまだ寝ていたいが、しょうがなく起きることにした」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「嫌々」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。