「吐き捨てる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「吐き捨てる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「吐き捨てる」という意味について紹介していきます。
目次
- 「吐き捨てる」とは?
- 「吐き捨てる」の表現の使い方
- 「吐き捨てる」を使った例文と意味を解釈
- 「吐き捨てる」の類語や類義語
「吐き捨てる」とは?
「吐き捨てる」というのは「吐き出して捨てる」という意味になります。
「吐き捨てるようにいう」などという使い方が多く、この場合は相「手の反応や心情を気にせず、不満や軽蔑などを言い捨てる」、「後先考えずに言いたいことをいう」という意味になります。
例えば、何かに対して不満が溜まった時にどうしてもその不満を「吐き捨てたい」と思うこともあるのではないでしょうか。
上司から不条理な理由で怒られれば、その不満を「吐き捨てたい」と思って飲みに行くこともあるかもしれませんね。
- 「吐き捨てる」の読み方
「吐き捨てる」の読み方
「吐き捨てる」は「はきすてる」と読みます。
日常生活で本音をいう時にも使われますので、よく覚えておきましょう。
「吐き捨てる」の表現の使い方
「吐き捨てる」という表現は「吐き捨てるようにいう」として使われることが多いのではないでしょうか。
「自分の不満などを言い捨てる」という意味であり、「言い捨てる」というのは「返事をつかなくてもいいかのようにいうだけ言ってしまう」という意味になります。
相手の反応は気にせず、自分の不満だけを口に出すときに「吐き捨てる」と言われるのです。
「吐き捨てる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「吐き捨てる」を使った例文1
- 「吐き捨てる」を使った例文2
「吐き捨てる」を使った例文1
「彼女は飲み屋で上司に対する不満を吐き捨てた」
仕事の後、上司等に対する不満を「吐き捨てる」ために飲みに行く、などという人も多いのではないでしょうか。
確かに、上司から意味もなく叱られたり、平等だと思うような態度を取かれたりすれば、どうしても頭にきてしまいますよね。
それによって仕事の後に同僚と飲みに行く、ということもあるのではないでしょうか。
「吐き捨てる」を使った例文2
「上司は彼女に対していろいろな不満を吐き捨てた」
上司が部下に対して様々な不満を「吐き捨てる」こともあるかもしれません。
部下からの反論や意見などは気にすることなく、一方的に意見を言ってしまえば、それは「吐き捨てる」ということになります。
その不満を言われた部下がどのように考えるかなどということを意識せず、一方的に怒鳴り散らしてしまえば、それはまさに「吐き捨てる」ということになりますね。
「吐き捨てる」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「毒づく」【どくづく】
- 「八つ当たりする」【やつあたりする】
「毒づく」【どくづく】
「毒づく」というのは「ひどく罵る」、「ひどく悪くいう」という意味になります。
面と向かってこっぴどいものの言い方をするときに使われます。
「八つ当たりする」【やつあたりする】
「八つ当たりする」というのは「何かに腹を立てたりした時、無関係な人にまで当たり散らす」という意味です。
他人のせいにする時もこの表現が使われます。
「吐き捨てる」という表現は残念ながらビジネスで使われることも多い表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
自分が他の人に対して「吐き捨てる」ことがないようにしたいですね。