「虚ろ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「虚ろ」とは、「生気・意欲を失っている虚脱状態」などを意味する言葉です。
「虚ろ」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や類義語」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「虚ろ」とは?
- 「虚ろ」の表現の使い方
- 「虚ろ」を使った例文と意味を解釈
- 「虚ろ」の類語や類義語
「虚ろ」とは?
「虚ろ」という表現は、「生気・意欲を失っている虚脱状態」や「表情・雰囲気に生命力が感じられない心理的な虚脱状態」を意味しています。
「虚ろ」の元々の意味は、「内部が空っぽであること」や「内側が空洞になっているさま」になります。
また「虚ろ」という表現には、「虚しい(むなしい)こと」や「何もかも意味がないように感じられるさま」という意味もあります。
- 「虚ろ」の読み方
「虚ろ」の読み方
「虚ろ」の読み方は、「うつろ」になります。
「虚ろ」の表現の使い方
「虚ろ」の表現の使い方は、「生気・意欲・集中を失っている心の虚脱状態」を指して使うという使い方になります。
例えば、「虚ろな眼差しで、ぼんやりと遠くを眺めていました」などの文章で使用できます。
「虚ろ」という言葉は、「内部が空っぽ(空洞)であるさま」という意味でも使うことができます。
また「虚ろ」というのは、「虚しいこと・何もかも意味がないように感じられるさま」を意味して使うことができる表現です。
例えば、「どんな作品を見ても、虚ろに感じるだけでした」といった文章で使われます。
「虚ろ」を使った例文と意味を解釈
「虚ろ」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「虚ろ」を使った例文1
- 「虚ろ」を使った例文2
「虚ろ」を使った例文1
「学校の中で虚ろな表情をしている少年のことが、なぜか気にかかりました」
この「虚ろ」を使った例文は、「学校の中でぼんやりとして生気・意欲のない表情をしている少年のことが、なぜか気にかかった」ということを意味しています。
「虚ろ」を使った例文2
「内部が虚ろになっている縄文杉のようなその巨木には、どこか普通の樹木とは異なる神聖さが感じられました」
この「虚ろ」を使った例文は、「内部が空洞(空っぽ)になっている縄文杉のようなその巨木には、どこか普通の樹木とは異なる神聖さが感じられた」ということを意味しています。
「虚ろ」の類語や類義語
「虚ろ」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。
- 「空洞・空っぽ・洞」
- 「虚脱・虚無」
「空洞・空っぽ・洞」
「虚ろ」という表現は、「内部が空洞であるさま・中身が空っぽなこと・樹木のうろ(洞)」ということを意味しています。
その意味合いから、「虚ろ」とほとんど同じ意味を持つ類義語として、「空洞・空っぽ・洞」を上げることができます。
「虚脱・虚無」
「虚ろ」という表現は、「生気・覇気・意欲が感じられない心の虚脱状態」や「何もかもに意味がないと感じられる虚無的な感覚」を意味しています。
それらの意味から、「虚ろ」と近しい類似した意味を持つ類語(シソーラス)として、「虚脱・虚無」の表現が指摘されます。
「虚ろ」という言葉について解説しましたが、「虚ろ」には「生気・意欲を失っている虚脱状態」や「すべてが虚しく感じられるさま」などの意味があります。
「虚ろ」の類語(シソーラス)・類義語としては、「空洞・空っぽ・洞」「虚脱・虚無」などがあります。
「虚ろ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。