「たいした腕も無い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「たいした腕も無い」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「たいした腕も無い」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「たいした腕も無い」とは?
- 「たいした腕も無い」の表現の使い方
- 「たいした腕も無い」を使った例文と意味を解釈
- 「たいした腕も無い」の類語や類義語
「たいした腕も無い」とは?
「たいした腕も無い」とはそれほど言うほど技術、能力、腕前、手並みがないという意味になります。
「たいした腕も無い」の表現の使い方
「たいした腕も無い」とは技術、能力、腕前、手並みといったものがそれほどない、取り立てて言うこともないという意味になりますので、自分で言えば謙遜の表現となりますが、他人のことを言うのは貶している、批判的であるといったことになるでしょう。
本当のことであっても言わない方がいい言葉ですし、単純に嫉妬からそのような言葉を言ってしまうこともあります。
「私なんて、たいした腕も無いのに、褒めていただいて恐縮です」「あいつは、たいした腕も無いのに独立なんかしてどうするつもりだ」などと言います。
「たいした腕も無い」を使った例文と意味を解釈
それでは「たいした腕も無い」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「たいした腕も無い」を使った例文1
- 「たいした腕も無い」を使った例文2
「たいした腕も無い」を使った例文1
「たいした腕も無いが、やる気、元気だけはある」
自分の実力はそんなにないかもしれないが、やる気、元気はある、ということを「たいした腕も無いが」「たいした腕があるわけではないが」という風に言います。
謙遜してこのような言い方をして自分のやる気をアピールすることができます。
「たいした腕も無い」を使った例文2
「たいした腕も無い癖に、後輩にいばっている」
実力、能力がそれほどでもないのに、自分は素晴らしいと思っている人のことを例文のように言うことがありますが、これは悪口となりますので本人に直接言うような台詞ではありません。
また実際は実力、能力が高い人で、いばったりしていないのにこのように言われてしまうこともあります。
その場合は単なる嫉妬からくる暴言と解釈されます。
「たいした腕も無い」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「たいした腕も無い」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「素人に毛の生えた程度」【しろうとにけのはえたていど】
- 「半人前」【はんにんまえ】
「素人に毛の生えた程度」【しろうとにけのはえたていど】
「素人に毛の生えた程度」とはまったく未経験の人よりは多少はできるが、大して変わりはないという意味になります。
「私なんて、長くやっているだけで、技術的には素人に毛の生えた程度ですよ」などと言いますがほとんどは謙遜で言う言葉です。
「半人前」【はんにんまえ】
「半人前」とは技能、経験が不足していて、人並みの働きができないことを言います。
「彼はまだ半人前じゃないか、大目に見てあげなさい」「文句を言うな、半人前の癖に、そんなことは一人前になってから言え」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「たいした腕も無い」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。