「半べそ」とは?!解説
「半べそ」は、子供がよく使う言葉で、大人になるとまず見聞きしなくなります。
目次
- 「半べそ」とは?
- 「半べそ」の概要
「半べそ」とは?
「半べそ」とは、泣いているようで泣いていない、今にも泣き出しそうな表情を指して使う言葉です。
「べそをかく」は、俗に泣き出すことの表現で、半分そのような状態だという意味でこの言葉となっています。
「半べそ状態」のように用いることが多いですが、「半べそをかいている」として、先のような今にも泣き出しそうだと表現して使うことができます。
「半べそ」の概要
この言葉は、泣きだしそうだという表現になりますが、その原因となるのは、痛い思いをした、嫌なことがあったといった場合で、あまり感情的な悲しみが原因の場合には使われない表現です。
子供がよく使うと書いたのは、このような原因から使われることがほとんどの為で、子供同士のケンカや悪口の言い合いなどによって、半べその状態となってしまうことがあるからです。
同様に理由で大人がそういったことになっても、まずこの「半べそ」とは使いません。
それは、言葉自体に幼稚な響きがあることと、大人がそんなことになっていると表現するのは少々問題があるからだと考えていいでしょう。
よって、感動的な映画を観て泣きそうになっているといった状態に使うことはまずありません。
「半べそ」は、子供が暴力や悪口などによって、泣きそうになっている状態の表現だと考えていいでしょう。
そのような状態は決していいとは言えませんが、子供のうちには幾度となくあることかも知れません。