「天国へ旅立つ」とは?!解説
この「天国へ旅立つ」とは、主に生物が亡くなることの表現です。
目次
- 「天国へ旅立つ」とは?
- 「天国へ旅立つ」の概要
「天国へ旅立つ」とは?
「天国へ旅立つ」と使うと、「亡くなってしまう」と言っているのと同じ意味になります。
よって、命ある生き物に用いる言葉ですが、植物に対してはあまり使いません。
実際には「天国に旅立った」という形で、「亡くなってしまった」という意味で使われることが多く、主に人間が死亡した際にそれを表す為に使われます。
「天国へ旅立つ」の概要
何故死亡することが「天国へ旅立つ」ことになるのかと言えば、ごく一般的な捉え方として、死者は(その魂が)天国に行くと考えられているからです。
しかし、そうとは考えていない宗教もあるので、一部のそのような宗教上では(亡くなるという意味で)使えないかも知れません。
日本で一番信仰者が多いとされている仏教では、実はこの「天国」という言葉は使わず、「天上界」へ昇ると表現します。
ですが、仏教の信者の前で「天国に旅立った」と使っても大きな間違いではなく(言い方が違うだけなので)、日本では普通に「亡くなる」ことの表現として用いていいでしょう。
「天国に旅立つ」は、時には機械などに対して使うこともある言葉です。
意味は「亡くなる」から転じて、完全に壊れてしまい、直すことができない状態になった場合に用いられることが多く、「10年もののトースターがついに天国に旅立った」のような使われ方になります。