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「山積み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

この「山積み」は、見たまま何かがそうなっている様子だけでなく、比喩として使うこともできる言葉です。

山積み

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「山積み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「山積み」とは?
  • 「山積み」の表現の使い方
  • 「山積み」を使った例文と意味を解釈
  • 「山積み」の類語や類義語


「山積み」とは?

「山積み」とは?

「山積み」とは、まるで山のように高く積み上がっている様子に対して使われます。

ですが、実際にはそこまでではなくても使われることも多く、「時間がとれないので、読んでいない本が山積みだ」のような使い方をよく見聞きしますが、本当に山のように積み上がっているという訳ではなく、それくらい読んでいない本があるという比喩として使っています。

もちろん、見たまま山のように見える場合にも使う言葉で、「廃棄する部品が山積みになっている」といった使い方だと、そちらの方だと分かります。

  • 「山積み」の読み方

「山積み」の読み方

「山積み」は、「やまづみ」と読む言葉です。

この形で「み」という送り仮名が付いている場合にはこのように読みますが、「山積」とそれを付けない形だと、「さんせき」と読むので注意してください。

「山積」と使って「さんせき」と読む場合も意味は一緒ですが、表現的に多少堅くなる為、ニュースなどではこちらが用いられていることも多いです。



「山積み」の表現の使い方

「山積み」の表現の使い方

「山積み」という言葉は、多少大袈裟に使うことも多く、先のように「本が山積みになっている」と言った時でも、本当は2、3冊程度という場合も多いものです。

ゲームが好きな人がよく使う表現に、「積みゲー」という言葉がありますが、これは、購入したものの、箱さえ空けていない(当然、プレイしていない)ゲームが山積みになるほどある場合に使う言葉で、「たまには積みゲーから1本プレイするか」などと使われます。

「山積み」を使った例文と意味を解釈

「山積み」を使った例文と意味を解釈

「山積み」を使った例文と、その意味の解釈です。

見えない対象に使われることも多い言葉です。

  • 「山積み」を使った例文1
  • 「山積み」を使った例文2

「山積み」を使った例文1

「このプロジェクトは、まだまだ問題が山積みだ」

問題が数え切れないほどあるという意味で、「山積み」と使っている例になります。

これも比喩と言える使い方で、ビジネスではよく見聞きする形です。

「山積み」を使った例文2

「こんなに山積みになっている中から探すのは大変だ」

こちらは、見た様子で山のように積み上がっている何かの中から、目的の物を探そうとしている様子です。

しかし、本当にそこまでの様子なのかまでは(強調しているかも知れない為)分かりません。



「山積み」の類語や類義語

「山積み」の類語や類義語

「山積み」と似た意味で使える言葉で、使い方によっては置き換え表現になります。

4-1 . 「折り重なる」【おりかさなる】

「問題が折り重なっている」と使うと、「問題が山積みになっている」と同じ意味になります。

このような使い方ではそのまま言い換えになりますが、物が山積みになっている様子には向いていない言葉で、その場合は「折り重なる」では少し違う形にとられてしまうので注意してください。

icon まとめ

「山積み」は、使った対象がそれだけ多いという表現だと覚えておいてください。

この解釈で捉えて間違っていることはありません。