「根っから」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「根っから」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「根っから」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「根っから」とは?
- 「根っから」の表現の使い方
- 「根っから」を使った例文と意味を解釈
- 「根っから」の類語や類義語
「根っから」とは?
「根っから」というのは初めから、元から、という意味になります。
例えば「根っからの都会育ち」という言い回しがありますね。
最初から都会育ち、都会で生まれて都会で育った、などという人に対して「根っからの都会育ち」という表現が使えます。
あるいは、打ち消しの表現を伴って少しも、全然、全く、という意味にすることもできます。
「彼女は根っからあてにならないから気をつけて」などと言えますね。
- 「根っから」の読み方
「根っから」の読み方
「根っから」という表現は「ねっから」と読みます。
「こんっから」などではありませんので気をつけましょう。
「根っから」の表現の使い方
「根っから」という表現は初めから、元から、という意味でも使われますし、打ち消や否定的な表現を伴って少しも、全然、などという意味でも使われます。
例えば、生まれながらに頭が良く、人のことを考えて行動ができる医者は「あなたは根っからの医者ですね」と言われるかもしれません。
また、全くあてにならない人に対し、「あの人は根っからあてにならないから何も言わなくていいよ」などということもあるかもしれませんね。
「彼女は根っから信頼できない」などと使うことも可能です。
「根っから」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「根っから」を使った例文1
- 「根っから」を使った例文2
「根っから」を使った例文1
「彼は根っから怠け者です」
小さな頃から怠け者である、などという場合はこのように言われることもあるかもしれません。
小さな頃から自分のやるべきことをないがしろにしている、努力が好きではない、などという場合、「根っから」という表現が使えます。
あるいは「根っからおしゃべり付き」などということも可能です。
小さな頃からおしゃべりが大好きで、いつも明るい場合はこのような表現が使えますね。
「根っから」を使った例文2
「あの人は根っから信頼できないから何も言わないほうがいいよ」
なかなか信頼できない人、信頼されない人はこのように表現されてしまうかもしれません。
今まで何度も裏切り行為をしてきたなどという場合、周りから信頼されなくなってしまいますよね。
その結果、全く信頼できないから気をつけたほうがよい、などと表現されてしまうのです。
このように言われることがないように気をつけたいものです。
「根っから」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「生粋の」【きっすいの】
- 「生まれつき」【うまれつき】
「生粋の」【きっすいの】
「生粋の」というのは混じり気のないため100%の店という意味になります。
不純なものは含まない純粋な状態を指しています。
「生まれつき」【うまれつき】
「生まれつき」というのは生まれた時から備わっている、という意味を持ちます。
天然、などと言われることもあり、生まれた時からある性格や能力などを備えていることを指す場合もあります。
「根っから」という表現は初めから、という意味で使われます。
もしも生まれた時から持っている才能があるならば、その才能を磨いて開花させたいですね。