「険しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「険しい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「険しい」という言葉の言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「険しい」とは?
- 「険しい」の表現の使い方
- 「険しい」を使った例文と意味を解釈
- 「険しい」の類語や類義語
「険しい」とは?
登山が趣味だという人ならば、「険しい」という表現を知っているかもしれませんね。
これは山や坂の傾斜が急で登るのが困難である、という時に使われる表現です。
例えば「山道が険しい」「険しい崖」などと使われるのです。
これ以外にもとげとげしくきつい、荒々しい、などという意味で使われることもあり、「険しい表情」などと言われる場合もあります。
怒りや緊張のために言葉や表情などがとげとげしくなった時、この表現が使われます。
これ以外にも困難な危険や事態が予想される場合など、例えば「再建への道は険しい」などと言われる場合もあります。
- 「険しい」の読み方
「険しい」の読み方
「険しい」という表現は「けわしい」と読みます。
「けんしい」ではありませんので気をつけましょう。
「険しい」の表現の使い方
「険しい」という表現は登るのに困難である、困難や危険が予想される、などという意味で使われますし、言葉や表情が刺々しい場合にも使われます。
例えば登山部などの人であれば「険しい山道」などという表現を使った経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
例えば赤字になってしまい、その財政を立て直すためには「険しい道」を進まなければならないこともあるかもしれません。
職場で誰かがとんでもないミスをした時など、どうしても「表情が険しく」になってしまうこともあるかもしれませんね。
「険しい」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「険しい」を使った例文1
- 「険しい」を使った例文2
「険しい」を使った例文1
「同僚が取り返しのつかないミスをしたため、部長が険しい目つきでその同僚を見ていた」
とんでもないミスをすれば、同僚や上司からにらまれてしまうこともあるかもしれません。
特に職場で取り返しのつかないミスをした、商談を逃した、などということであれば、しばらく信頼を失ってしまう可能性がありますよね。
そのような信頼は態度で取り戻していかなければいけません。
「険しい」を使った例文2
「父の会社は何とか倒産を免れたが、その再建の道は険しい」
会社を経営しているとどうしても財政面での不安などが拭えないこともあるかもしれません。
最近は自転車操業などという言葉も使われ、財政を何とか持ち直すために努力をしている人の姿がテレビなどで取り上げられることもありますね。
仮に倒産を免れたとしても、その財政を立て直す事はかなり難しいと言われています。
「険しい」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「深刻な」【しんこくな】
- 「峻厳」【しゅんげん】
「深刻な」【しんこくな】
「深刻な」というのは事態や事件が大事である、根が深い、という意味です。
考えや表現などが深いところにまで達していて重々しい場合などにも使われる表現です。
「峻厳」【しゅんげん】
「峻厳」というのは非常に厳しいことや厳しい様子、という意味があります。
厳しく厳しいことという意味があり、例えば「峻厳な態度」などと言われます。
「険しい」という表現は日常的にも使われますのでぜひ覚えておきましょう。
「険しい道のり」はゆっくりと焦らずに進んでいきたいですね。