「しっくりこない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「しっくりこない」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「しっくりこない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「しっくりこない」とは?
- 「しっくりこない」の表現の使い方
- 「しっくりこない」を使った例文と意味を解釈
- 「しっくりこない」の類語や類義語
「しっくりこない」とは?
「しっくりこない」とは物事、人の心が隔たりなくぴったりと合わない、合わなくなる、何か雰囲気的に違うと感じることを言います。
「しっくりこない」の表現の使い方
「しっくりこない」とはぴったりではない、と思うことです。
物事の場合は「この部屋に赤いカーテンはしっくりこない」「その柄はしっくりこない」と言うのは、ぴったりしない、違うという意味です。
人の場合は「友達を紹介されたが、どうもしっくりこない」と言えば、心に隔たりがある、ウマがいまいち合わないといった意味になります。
「しっくりこない」を使った例文と意味を解釈
それでは「しっくりこない」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「しっくりこない」を使った例文1
- 「しっくりこない」を使った例文2
「しっくりこない」を使った例文1
「この服はどうもしっくりこないから、買うのはやめとく」
自分に合わない、ぴったりとこないことを「しっくりこない」と言います。
例えば通常は好みのものであったとしても、その日の気分などで何か違和感があると思えば「しっくりこない」と言い表すこともできます。
「しっくりこない」を使った例文2
「彼と話していても、どうもしっくりこないし前ほど楽しいとは思えなくなったんだ」
自分と気が合わない、親しめない、共感できないといった時に「しっくりこない」と言います。
最初は気が合っていた、仲が良かったとしてもだんだんずれていき、合わなくなることもあります。
そのような時ははっきりと「嫌いになった」というわけではないでしょう。
そのような微妙にどこか違うといった感じを「しっくりこない」と言うのです。
「しっくりこない」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「しっくりこない」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「共感しない」【きょうかんしない】
- 「違和感がある」【いわかんがある】
「共感しない」【きょうかんしない】
「共感しない」とは考え、行動にその通りだと思えなくなること、自分とは違うと感じることを言います。
「彼のすることには一切、共感しない」「自分が共感しないことには協力しない主義」などと使います。
「違和感がある」【いわかんがある】
「違和感がある」とは周りとの関係がちぐはぐで、「しっくりこない」と同じ意味となります。
「前はこんなこと思わなかったのに、今は違和感があるんだ」「違和感があるとお互い思っているなら、もう別れた方がいいだろう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「しっくりこない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。