「風貌」とは？意味や類語！例文と解釈

「風貌」とは?

「風貌」とは「風采(ふうさい)・容貌(ようぼう)・身なり・顔形などの様子」のことを指している言葉です。

言い換えると、「外から見たその人の様子」ということになります。

• 「風貌」の読み方

「風貌」の読み方

「風貌」は「ふうぼう」という読み方になりますので、ここでしっかりとチェックしておくことにしましょう。

「風貌」の表現の使い方

「風貌」は「外見的的な人の身なり・顔形」という意味がありますので、初対面の人を具体的に説明する時などで使われることになります。

人の外見的な「風貌」を説明する時に、その人がとても特徴のある「風貌」であれば、とても説明がしやすくなります。

「風貌」を使った言葉と解釈

「風貌」を使った言葉をいくつか見てみることにしましょう。

• 「堂々たる風貌」
• 「怪しげな風貌」

「堂々たる風貌」

「堂々たる風貌」とは、「とても勢いがあり誰から見ても、ピンと背筋の伸びた圧倒的な存在感を示しているような姿」のことを指しています。

「怪しげな風貌」

「堂々たる風貌」とは逆に、「見るからにも怪しい雰囲気をしている」のが、「怪しげな風貌」ということになります。

街の中を歩いていると、「怪しげな風貌」をした人を見かけることがありますが、とても暗く陰気な感じがします。

「風貌」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「風貌」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。

• 「風貌」を使った例文1
• 「風貌」を使った例文2

「風貌」を使った例文1

「彼は何時も堂々たる風貌を備えているので、近くにいるだけで圧倒されてしまいます」

堂々たる「風貌」をしている人は、とても強いオーラを発しているようです。

その人の近くにいるだけで、その力に圧倒されてしまうのは、その人が意識しなくても自然と出てくる魅力でもあり、力でもあるのでしょう。

言い換えると、スター性のある人かもしれまん。

「風貌」を使った例文2

「田中君はいかにも学者らしい風貌をしているが、見た目通りにインテリジェンスの塊みたいな人です。それでも気さくに話してくれるので安心できます」

学者のような「風貌」をしている田中君ですが、一見、取っつきにくそうに見えて、とても気さくなところが、妙に親しみを覚えたりします。

「風貌」の類語や類義語

「風貌」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見ていくことにします。

• 「容姿」【ようし】
• 「姿形」【すがたかたち】

「容姿」【ようし】

「容姿」が「風貌」の類義語として挙げることができます。

「顔だちと身体つき」という意味で「容姿の整った人」というような使い方をしています。

「容姿」というフレーズを耳にしただけで、何となく「イケメン」を想像してしまいそうです。

「姿形」【すがたかたち】

「姿形」も「風貌」の類義語の1つとして挙げることができます。

「身なりと顔形」という意味で使われています。