「涙もろい」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「涙もろい」とは?

この「涙もろい」は、対象になる人を「すぐに泣いてしまう」と表現したい時に使います。

「あの人は涙もろいから~」などと用いる言葉で、誰かに自分がそうだと使われたとしても、決して悪い意味ではないのでそこまで気にする必要はありません。

むしろ、「感情が豊か」だという解釈で使うことが多く、泣いてしまうようなシチュエーションで素直にそれが表現できる人だと言っていると考えていいでしょう。

• 「涙もろい」の読み方

「涙もろい」の読み方

「涙もろい」は、「なみだもろい」と読んでください。

「涙」は音読みで「るい」とも読む漢字ですが、この使われ方で無理にそちらで読む必要はなく、そのまま「なみだもろい」と普通に読めるでしょう。

「涙もろい」の表現の使い方

「涙もろい」という言葉の間違った解釈として、いわゆる「泣き虫」だと使われることがありますが、そういった意味ではなく、感情の高まりによってすぐに涙を流してしまうという意味で使う言葉です。

主に感動的なシチュエーションがその対象になり、ドラマや映画のそのようなシーンだったり、人と人との再会や別れなどが涙もろい人にとって泣いてしまうことが多いと考えると分かりやすいでしょう。

「涙もろい」を使った例文と意味を解釈

「涙もろい」を使った例文と、その意味の解釈です。

この「涙もろい」人にも度合いと言うべきものがあり、それを「涙もろさ」という言葉で表現します。

• 「涙もろい」を使った例文1
• 「涙もろい」を使った例文2

「涙もろい」を使った例文1

「彼は涙もろいとは思っていたが、この場面でもう泣いている」

まだ泣くようなシーンではないにも関わらず、今後の展開を先読みしてか、もう泣いていると言っています。

「涙もろさ」という度合いがあると書きましたが、それが高い傾向にある人だと、このようなことも珍しくありません。

「涙もろい」を使った例文2

「そこまで涙もろい方ではないが、さすがにこの映画には感動して泣いてしまった」

普段は特にそういう訳でもないのに、その映画の内容に感動して泣いてしまったようです。

そんな映画も少なくなく、「涙もろい」のとは別に、誰でも心の奥底にはそのような感情があるものだと考えていいでしょう。

「涙もろい」の類語や類義語

「涙もろい」と似た意味で使われる言葉です。

言い換え表現として使うことができます。

• 「涙腺が緩い」【るいせんがゆるい】

「涙腺が緩い」【るいせんがゆるい】

涙が出てくる為にある涙腺が緩いと使うことで、「涙もろい」とほとんど同じ意味になります。

「ここ最近、年の所為か涙腺が緩くなってきた」と使うと、「~涙もろくなってきた」と言っているのと一緒です。