「だらしがない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんの周りには「だらしない」と言われている人がいるかもしれません。
このように言われている人は、日頃の言動や格好がルーズで、周囲に良い印象を与えていません。
しかし、この「だらしない」という言葉を何となく使っている人も多いのではないかと思います。
そこで今回は、この「だらしない」のついて考えていくことにします。
目次
- 「だらしがない」とは?
- 「だらしがない」の表現の使い方
- 「だらしがない」を使った例文と意味を解釈
- 「だらしがない」の類語や類義語
「だらしがない」とは?
「だらしない」とは、「身なりや行動がきちんとしていなかったり、節度がしっかりとしてないこと」を指しています。
但し、この「だらしない」には、「外見的にだらしない」と「内面的にだらしない」の2つの要素があります。
「だらしがない」の表現の使い方
「だらしない」を示すケースとして、外見的なことを示すのは「きちんとした身なり」、すなわち「身なりが整っていない」ということになり、内面的な場合は、「節度がない」、「毅然としていない」ようなことを示しています。
「だらしない」は、このような場合に使われることになります。
「だらしがない」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「だらしない」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「だらしがない」を使った例文1
- 「だらしがない」を使った例文2
「だらしがない」を使った例文1
「父親が、だらしなく口を開けて寝ているが、その光景はとてもみっともない」
よく口を開けて寝ている人の姿を目にすることがないでしょうか?
威厳のある父親が、口を開けたままで、寝ている姿を見てしまうと、それまでの尊敬の念が一気に失せてしまうことになります。
常に凛としている姿を見せている人は、いつ何時でも、「だらしない」姿を見せないものです。
「だらしがない」を使った例文2
「彼は金銭的にだらしないので、誰もお金を貸すことはしないのです」
「だらしない」は、外見的なことだけでなく、内面的なことでも使われます。
この例文にあるように「金銭的にだらしない」とは、「お金にルーズ」、「お金の使い方が適当」という意味で解釈できます。
このような人にお金を貸してしまうと、戻ってくることがないので、よく人なりを見極めることが大切です。
「だらしがない」の類語や類義語
「だらしない」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「しゃんとしない」
- 「姿勢が悪い」【しせいがわるい】
「しゃんとしない」
「しゃんとしない」が「だらしない」の類義語の1つになります。
「姿勢が正してきちんとしていない」、「しゃっきとしていない」、「内容や態度が整っておらず、曖昧なところがある」という意味で使われています。
この言葉も「だらしない」と同じように日常的な会話の中で使われています。
「姿勢が悪い」【しせいがわるい】
「姿勢が悪い」という言葉も「だらしない」に近い意味があります。
「様子や状態などが整っていないさま」という意味がありますが、「だらしない」と同じく、外見的な要素・内面的な要素が含まれています。
「だらしない」という言葉を見てきましたが、常に心に1つの筋が通っている人は、見た目も内面的なこと」でも、「だらしない」ということはありません。
私達も、いつもそのような姿勢でありたいものです。