「当然の報い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「当然の報い」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「当然の報い」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「当然の報い」とは?
- 「当然の報い」の表現の使い方
- 「当然の報い」を使った例文と意味を解釈
- 「当然の報い」の類語や類義語
「当然の報い」とは?
「当然の報い」というのは自分のそれまでの行いによって悪いことが起きた、という意味になります。
身から出た錆、天罰が下る、などという意味で使われ、自分の行いに応じて悪いことが起こった時などに使われる表現です。
例えば様々な女性たちに「僕には君しかいない」と嘘をつき、何人もの女性と付き合ってきた場合、最終的にその女性たちに悪事がばれ、振られてしまえば、それは「当然の報い」と言われてしまいます。
- 「当然の報い」の読み方
「当然の報い」の読み方
「当然の報い」という表現は「とうぜんのむくい」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「当然の報い」の表現の使い方
何か悪いことをした時、その報いが自分に返ってきた場合に「当然の報い」という表現が使えます。
例えば様々な人に嘘をつき、お金を巻き上げてきた人が最終的にお金をなくしてしまい、誰からも信頼されず、どうすれば良いのか分からない状態になれば、それは「当然の報い」ということになります。
周りの人を尊重することなく生活してきたのであれば、周りから尊重されなくても当たり前だと言えるのです。
このような時に「当然の報い」といえます。
「当然の報い」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「当然の報い」を使った例文1
- 「当然の報い」を使った例文2
「当然の報い」を使った例文1
「彼女はずっと親友に嘘をついてきたらしいから、親友から嫌われてしまっても当然の報いかもしれない」
誰かに嘘をついたら、その人から信頼されなくなっても仕方がないと言えるでしょう。
もしも周りから信頼されたいと思うならば、信頼されるような行動を取らなければいけません。
人を欺いたり嘘をついたりしたのであれば、その人からの信頼は得られないと考えなければいけません。
「当然の報い」を使った例文2
「彼は私を傷つけたんだから、これくらいは当然の報いだ」
もしも恋人から裏切られ続けたら、その人にこっぴどく仕返しをしてやりたいと思うこともあるかもしれません。
また、少なくともその人との交際は続けたくない、どこかで別れたい、と感じますよね。
仮にそれでその人が苦しんだとしても、その人に裏切られたなどという経験があるならば、身から出た錆だと思うこともあるのではないでしょうか。
「当然の報い」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「因果応報」【いんがおうほう】
- 「身から出た錆」【みからでたさび】
「因果応報」【いんがおうほう】
「因果応報」というのは原因としての良い行いをすれば、良い結果が得られる、悪い行いは悪い結果をもたらす、という考え方になります。
友達などに対しても良い行いをすればその人から信頼される、という意味です。
「身から出た錆」【みからでたさび】
「身から出た錆」というのは自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむ、という意味です。
「自業自得」と言われることもあります。
「当然の報い」という表現は日常的にも使われますのでぜひ覚えておきましょう。
何か悪いことが起こったとき、「当然の報い」とは思われないような生活をしたいですね。