「ろくでもない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「ろくでもない」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「ろくでもない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「ろくでもない」とは?
- 「ろくでもない」の表現の使い方
- 「ろくでもない」を使った例文と意味を解釈
- 「ろくでもない」の類語や類義語
「ろくでもない」とは?
「ろくでもない」とは何の値打ちもない、つまらないという意味になります。
「ろくでもない」の表現の使い方
「ろくでもない」の「ろく」とは「碌」や「陸」と書くこともありますが、どれも意味は同じで、何の値打ちもないこと、つまらないことに言う言葉となります。
ですから「ろくでもない男」とは価値がない、つまらない男ということで、女性を悲しませるようなことをしたり、仕事もせずにふらふらしているといった時に言う言葉です。
本人に面と向かって言うのは罵る言葉、喧嘩、軽蔑といったことになりますので注意も必要です。
「ろくでもない」を使った例文と意味を解釈
それでは「ろくでもない」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「ろくでもない」を使った例文1
- 「ろくでもない」を使った例文2
「ろくでもない」を使った例文1
「ギャンブルに大金を使うなんて、ろくでもないことをするな」
ギャンブルは勝てば儲かりますが、絶対に勝てるかどうかはわからないものです。
そのようなことに大金をつぎ込むことは負けたらお金を一気に失うことになり無価値なことだということを「ろくでもない」という言葉で言い表しているのです。
「ろくでもない」を使った例文2
「ろくでもない男に夢中になってどういうつもりだ」
女性を悲しませるような男性、例えば、働かない、お金の面で女性に迷惑をかける、もしくは浮気癖がある、暴力を振るうなど、つき合っていても仕方がないような人格の持ち主のことを「ろくでもない男」と表現します。
これは逆バージョンもあり「ろくでもない女」という表現もあります。
「ろくでもない」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「ろくでもない」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「物の数にも入らない」【もののかずにもはいらない】
- 「ひどい」【ひどい】
「物の数にも入らない」【もののかずにもはいらない】
「物の数にも入らない」とは取り立てて言うほどのものでもない、注目するほどもない、という意味で使います。
つまりどうでもいい存在ということになります。
「私なんて、物の数にも入らないですよ」「あの能力程度では物の数にも入らないでしょう」などと使います。
「ひどい」【ひどい】
「ひどい」とは非常に悪い、お粗末であるという意味で使う言葉です。
「ひどい男だな」「ひどい姑だが、嫁も負けずとひどい」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「ろくでもない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「ろくでもない」とは何の値打ちもない、つまらないといった意味になります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。