「特定」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「特定」という言葉は、色々な場所で見掛けますが、覚えてしまえば簡単な言葉です。
目次
- 「特定」とは?
- 「特定」の表現の使い方
- 「特定」を使った例文と意味を解釈
- 「特定」の類語や類義語
「特定」とは?
「特定」とは、特にそれと定めた(決まっている)ものだと表す為に使う言葉です。
「特定の相手は居ない」と使うと、特にそれと決まった相手は居ないという意味になり、男女間ではよく使われている表現です。
「特定しない」とすると、特に決めることはしないとなり、「特定できない」は、それだと絞り込むことができないという解釈になります。
- 「特定」の読み方
「特定」の読み方
「特定」は、「とくてい」と読む言葉です。
漢字の通り、特にそれと定めた対象だと使う言葉で、読み方もとても簡単です。
「トクホ」と銘打っている食品や飲料がありますが、これは、特定の効能が認められる食品などに消費者庁がそう名乗れる許可を与えています。
これを正式に表記すると、「特定機能性食品」となります。
「特定」の表現の使い方
「特定」は、それだと定めたという意味で使うことも多い言葉です。
このような場合には、「特定した」という使い方になり、はっきりそれと決まった(分かった)という意味になります。
また、難病や治療が難しい病気などをまとめて「特定疾患」と表現することがあります。
この用い方では、特別にそれだと定めたいくつかの疾患(病気)という意味になります。
「特定」を使った例文と意味を解釈
「特定」を使った例文と、その意味の解釈です。
難しい使い方はしない言葉なので、どのように使われていても解釈に困ることはないでしょう。
- 「特定」を使った例文1
- 「特定」を使った例文2
「特定」を使った例文1
「故障した原因が特定できない」
どのような原因で故障したのかが分からないと使っています。
それが分からないと、修理したとしても、また同じ故障をしてしまうかも知れません。
故障した何かの修理の際には、ただ直すだけでなく、この原因の特定が必ず必要になると言えるでしょう。
「特定」を使った例文2
「あのお店では、特定のメーカーの商品しか扱っていない」
いくつかのメーカーの商品だけを扱っているお店だと言っています。
それらのメーカーの商品なら安く仕入れられたり、前々からの付き合いがあるなどの理由から、このように扱うメーカーが決まっているというお店も多いです。
「特定」の類語や類義語
「特定」と似た意味で使える言葉ですが、全く同じ意味という訳ではないので、代わりに用いる際には使い方に注意してください。
- 「指定」【してい】
「指定」【してい】
これだと定めて指定することが、「特定する」ことになります。
「指定する」だけでは同じ意味にはなりませんが、使い方次第で同様の意味になる言葉です。
先の「特定疾患」は、「指定疾患」と表現されることもあり、この場合は一緒の意味として使っています。
「特定」という言葉は、それだと決める、決めたという意味だと覚えておくといいでしょう。
どのような使い方でも、この解釈で問題ありません。