「遅れがち」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「遅れがち」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「遅れがち」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「遅れがち」とは?
- 「遅れがち」の表現の使い方
- 「遅れがち」を使った例文と意味を解釈
- 「遅れがち」の類語や類義語
「遅れがち」とは?
「遅れがち」というのはよく遅れる、という意味になります。
「がち」はきっぱりと言い切ることはできないけれどその傾向が強いという意味であり、「遅れがち」必ず遅れるとは言えないけれど遅れることが多い、という意味になるのです。
例えば「電車は遅れがちです」とも言われますし、「彼女は仕事に遅れがちです」などのように使われることもあります。
いつも友達の待ち合わせに遅れてしまう人などは「約束に遅れがち」などと言えますね。
- 「遅れがち」の読み方
「遅れがち」の読み方
「遅れがち」という表現は「おくれがち」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「遅れがち」の表現の使い方
日本では通勤ラッシュの時間帯の電車は数分程度遅れることがありますが、海外の電車はもっと「遅れがち」と言われています。
日本の場合、2分から3分ほど遅れても「電車が遅い」などと言われますが、国によってはそもそも時刻表がない場合もありますし、15分から20分普通に遅れるということも珍しくありません。
「海外の電車は遅れがちです」などと言えますね。
また、職場でも頻繁に遅刻してくる人がいたら、その人は「仕事に遅れがち」と言えます。
「遅れがち」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「遅れがち」を使った例文1
- 「遅れがち」を使った例文2
「遅れがち」を使った例文1
「最近仕事に遅れがちなので、早めに起きるよう心がけています」
仕事に何度か立て続けに遅刻してしまうと、焦ってしまいますよね。
確かに通勤ラッシュなどで時間が前後してしまうこともあるかもしれませんが、それでも職場には間に合うように到着したいものです。
もしも思っていた以上に時間がかかってしまった、遅刻してしまってショックだ、などという場合は早めに家を出るよう心がけましょう。
早めに家を出るためには早めに起きる必要があるかもしれません。
「遅れがち」を使った例文2
「彼女は約束には遅れがちです」
約束の時間には必ず来るという人もいれば、約束の時間にはたいてい遅れてやってくるという人もいますよね。
遅れてくる人の場合、「彼女は大体遅れがちだから」などと思われている可能性もあります。
それでも問題がないならば良いですが、相手を待たせているという意識を忘れないことが大切です。
「遅れがち」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「遅延」【ちえん】
- 「延滞」【えんたい】
「遅延」【ちえん】
「遅延」とは決められた日時等に遅れること、という意味をもち、長引くことを表す場合もあります。
「電車が遅延した」のように使われます。
「延滞」【えんたい】
「延滞」とは金銭の納入や支払いなどが期日に遅れて滞ることを指します。
「延滞料金」などを取られることもありますね。
「遅れがち」という表現は日常的に使える表現ですので覚えておきましょう。
「あの人は遅れがちだ」などとは言われないようにしたいものです。