「ともあれ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「ともあれ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「ともあれ」という言葉を使った例文や、「ともあれ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「ともあれ」とは?
- 「ともあれ」を使った例文や短文など
- 「ともあれ」の類語や類義語・言い換え
「ともあれ」とは?
「ともあれ」という言葉を知っているでしょうか。
「何はともあれ」などという言い回しを知っているかもしれません。
一方で、「ともあれ」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「ともあれ」という言葉の意味を紹介します。
- 「ともあれ」の意味
- 「何はともあれ」の意味
「ともあれ」の意味
「ともあれ」には「いずれにせよ」という意味があります。
また「ともあれ」には、「○○の事柄は別にして、一定の判断を述べる」という使い方もします。
「仕事でミスが出たが、ともあれ無事に納品できた」という時は、ミスは別にして、無事に納品できてよかったという意味があります。
このように、「ともあれ」という言葉には、「いずれにせよ」という意味があり、「○○の事柄は別にして、一定の判断を述べる」という使い方をします。
「何はともあれ」の意味
「ともあれ」を使った定型句に「何はともあれ」があります。
「何はともあれ」には、「他のことはどうであろうと、いずれにせよ」という意味があります。
「何はともあれ、仕事が終わった」という時は、仕事以外のことはどうであろうと、仕事だけは終わったという意味になります。
「ともあれ」を使った例文や短文など
「ともあれ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「ともあれ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「ともあれ」を使った例文1
- 「ともあれ」を使った例文2
「ともあれ」を使った例文1
「結果は『ともあれ』、一生懸命努力したので悔いはない」
この例文は、結果がどうであっても、一生懸命に努力したため、悔いることはないという意味があります。
例えば受験が終わった直後に、このようなセリフが口を突くかもしれません。
「ともあれ」を使った例文2
「何は『ともあれ』今年も終わった」
この例文には、他のことはどうであろうとも、1年が終わったという意味があります。
たくさんのできごとがあり、またやり残したことがたくさんあっても、1年は終わり、次の年になります。
このような時、「ともあれ」や「何はともあれ」という言葉を使ってみましょう。
「ともあれ」の類語や類義語・言い換え
「ともあれ」の類語や類似表現を紹介します。
「ともあれ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「いずれにせよ」【いずれにせよ】
- 「何にせよ」【なんにせよ】
「いずれにせよ」【いずれにせよ】
「いずれにせよ」には、「どちらにしても」という意味があります。
「いずれにせよ、成功していた」という時は、どのようなケースを想定しても、きっと成功していたという意味があります。
「何にせよ」【なんにせよ】
「何にせよ」には「いずれにせよ」という意味があります。
「何にせよ、会いたい」という時は、どのような状況でも、まずは会いたいという意味があります。
「ともあれ」という言葉について見てきました。
いずれにせよという言葉を、他の言葉で表現したい時などに、「ともあれ」という言葉を使ってみましょう。