「滾る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「滾る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「滾る」という言葉を使った例文や、「滾る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「滾る」とは?
- 「滾る」を使った例文や短文など
- 「滾る」の類語や類義語・言い換え
「滾る」とは?
「滾る」という言葉を知っているでしょうか。
「お湯が滾る」様子を見たことがあるかもしれません。
一方で、「滾る」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「滾る」という言葉の意味を紹介します。
- 「滾る」の読み方
- 「滾る」の意味
「滾る」の読み方
「滾る」は「たぎる」と読みます。
かなり難しい漢字が使われているため、初見で正しく読むのは難しいかもしれません。
これを機会に、「滾る」は「たぎる」と読みましょう。
「滾る」の意味
「滾る」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「滾る」には「水が逆巻いて激しく流れる」という意味があります。
また「煮え立つ」という意味もあります。
「お湯が滾る」には、「お湯が煮え立つ」という意味があります。
さらに「荒々しく気持ちが盛んに湧きおこる」という意味もあります。
このように「滾る」という言葉には、「水が逆巻いて激しく流れる」「お湯が煮え立つ」「激する気持ちが盛んに湧きおこる」という意味もあります。
「滾る」を使った例文や短文など
「滾る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「滾る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「滾る」を使った例文1
- 「滾る」を使った例文2
「滾る」を使った例文1
「雨が降った次の日、道沿いの川が『滾っている』」
この例文は、雨が降った翌日に、川の水量が増えたため、いつもよりも流れが速く、水流同士がぶつかって波が起こっている場面になります。
用水路などが「滾る」とこのように、かなり迫力があり、近くを歩くのが怖くなるでしょう。
「滾る」を使った例文2
「部活に入った当日、全身の血が『滾る』のを感じた」
この例文に登場する人は、感情が激しく高まり、情熱が盛んに起こっているようです。
このように部活に入った日、会社に入った日などの感情の高まりは、「滾る」と表現してみましょう。
「滾る」の類語や類義語・言い換え
続いて「滾る」の類語や類似表現を紹介します。
「滾る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「燃える」【もえる】
- 「逆巻く」【さかまく】
「燃える」【もえる】
「燃える」には「火がついて炎が立ち燃焼する様子」という意味があります。
また「激しく感情が高まる」という意味もあります。
「紙が燃える」「気持ちが燃える」などという使い方をします。
「逆巻く」【さかまく】
「逆巻く」には、「川や潮の流れとは逆の方向に波が巻き上がる」という意味があります。
水流同士がぶつかった時に、激しく波立つ時、「逆巻く」と言います。
「滾る」という言葉について見てきました。
水が逆巻いて激しく流れる様子を見た時、お湯などが煮える様子を見た時、激する気持ちが盛んに湧きおこっているのを見た時、「滾る」という言葉を使ってみましょう。