「憑き物が落ちる」とは?!解説
「憑き物が落ちる」という言葉はどの様な意味で使われる言葉なのでしょうか。
目次
- 「憑き物が落ちる」とは?
- 「憑き物が落ちる」の概要
「憑き物が落ちる」とは?
「憑き物が落ちる」の読み方と意味を紹介します。
- 「憑き物が落ちる」の読み方
- 「人に取りついた動物の霊が除かれること」の意味
- 「何かに夢中になっている状態から正気に戻ること」の意味
「憑き物が落ちる」の読み方
「憑き物が落ちる」は「つきものがおちる」と読みます。
「憑き物」という言葉は日常ではあまり見かけないので、読み方を覚えておきましょう。
「人に取りついた動物の霊が除かれること」の意味
その人に取りつき、異常な言動や悪い災難をもたらしていた動物の霊が除かれたことを言います。
今迄霊障により無意識のうちに異様な行動をしたり、災難ばかり起きていた人が、除霊や何かのきっかけで霊が去り、元に戻ることを言います。
「何かに夢中になっている状態から正気に戻ること」の意味
何かに夢中になり、人の言うことに耳を貸さなかったり、周囲が見えない状態になってしまっていた人が、何かのきっかけで目を覚まして元に戻ることを言います。
対象となる人や物に幻滅した時や外界からの強い刺激により正気になる時の表現です。
「憑き物が落ちる」の概要
昔から日本では「狐憑き」と言われる人がいました。
急に精神的に不安定になり、元の人格がなくなってしまうことを言います。
この様に日本では稲荷信仰が強く、狐を始め動物の「憑き物」という症状が見られていました。
霊能者や僧侶などの力により憑き物を祓うこともあれば、或る日目が覚めて正常に戻ることもありました。
日常生活でも心の囚われが消滅してスッキリとした気持ちになった時に「憑き物が落ちた様な気分」と言います。
「憑き物が落ちる」は「人に取りついた動物の霊が除かれること」「何かに夢中になっている状態から正気に戻ること」という意味があります。
スッキリとした気持ちの人に対して使ってみましょう。