「応援」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「応援」は、2つの解釈のある言葉です。
それぞれの意味での使い方を詳しく見ていきましょう。
目次
- 「応援」とは?
- 「応援」の表現の使い方
- 「応援」を使った例文と意味を解釈
- 「応援」の類語や類義語
「応援」とは?
「応援」の1つ目の意味は、誰かを励ますことです。
スポーツ選手がよく「スタンドの応援のお陰で勝つことができた」と勝利後のインタビューなどで話しますが、スタンドのファンからの励ましがあったお陰で勝てたという解釈です(プロの場合はリップサービスが含まれることも多いですが、それはここでは考えません)。
そして、「加勢」という意味でも使える言葉で、「応援を呼ばないと持ち堪えられない」のように使われる場合がそちらの意味になります。
- 「応援」の読み方
「応援」の読み方
「応援」は、「おうえん」と読む言葉です。
「加勢」の意味で使う場合には、「援護」(えんご)と置き換えることができ、この2つの言葉では「援」が共通しています。
この「援」は、「助ける」という意味のある漢字で、誰かを励ますこととして使う場合にも、それが対象の相手の助けになっていると考えていいでしょう。
「応援」の表現の使い方
「応援」という言葉は、単に「応援する」、「応援しに行った」とだけ使われると、どちらの意味なのか分からない場合があります。
励ます意味でも「応援する」と普通に使いますが、援護すると言いたい場合も「応援する」、「応援に行く」と使うことができるからです。
よって、この言葉は前後の文脈が大切になり、そこからどちらの意味なのか判断することになりますが、大抵の場合は「励ます」の方だと考えていいでしょう。
「応援」を使った例文と意味を解釈
「応援」を使った例文と、その意味の解釈です。
2つの意味で使っているものをそれぞれ挙げていきます。
- 「応援」を使った例文1
- 「応援」を使った例文2
「応援」を使った例文1
「明日の試合は、あのチームを応援しに行くつもりだ」
励ます方の意味で使っている例文です。
「応援」と言えば、こちらの意味の方がスタンダードなのは間違いなく、もう1つの意味の方は、職種やシチュエーションによって使われることがあるという程度だと考えていいかも知れません。
「応援」を使った例文2
「応援が来ないとこれ以上先には進めない」
多人数で同時に遊ぶオンラインゲームでは、よくこのような形で見聞きする言葉です。
どこかを攻める、攻められたといった場面で用いる使い方になり、実際の軍隊などでも使っている表現です。
「応援」の類語や類義語
「応援」と似た意味で使える言葉です。
ただ励ますだけでなく、実際の行動が絡む言葉です。
- 「支援」【しえん】
- 「加勢」【かせい】
「支援」【しえん】
励ますと共に、何かその為の手助けをすることです。
「支援の為に食料品を送った」のように使われる言葉で、「援護」とも似た意味になります。
「加勢」【かせい】
こちらは「援護」の代わりになる言葉で、「応援」をそちらの意味で使う場合の置き換えになります。
励ますだけという意味では使いません。
「応援」はこのように、どちらの意味なのかを考えないといけない言葉が、多くは「励ます」方だと考えておいていいでしょう。