「ヒール役」とは?!解説
プロレスで「ヒール役」という言葉はどの様な意味があるのでしょうか。
目次
- 「ヒール役」とは?
- 「ヒール役」の概要
「ヒール役」とは?
「ヒール役」とは、プロレスの演出で悪役に徹するプロレスラーのことを言います。
日本では「悪役」「悪玉」と呼ばれ、凶器を使ったり場外に出たりなど反則技を用いることもあります。
レフェリーに暴力を振るったり、観客に罵声を浴びせることもありますが、あくまでエンターテインメントとしての演出です。
「ヒール役」の概要
「ヒール役」の概要について紹介します。
- 「ヒール」の語源
- 「ヒール役」の必要性
「ヒール」の語源
「ヒール役」の「ヒール」は、英語の“heel”(かかと)という言葉からきています。
元々「ヒール」は英語のスラングで「卑怯者」という意味があり、そこからプロレスに使われる様になりました。
更に語源をたどると「悪者がかかとで踏みつけられる」という意味からきていると言われています。
「ヒール役」の必要性
「ヒール役」は「悪玉」で、「善玉」にあたるのが「ベビーフェイス役」になります。
当初プロレスでは、自国のプロレスラーが「ベビーフェイス(善玉)」で、外国人プロレスラーが「ヒール(悪玉)」とされていました。
善悪をはっきりと付けることで、観客が盛り上がり興業として大成功したのです。
現在では「ヒール役」にもファンが付く様になり、人気のプロレスラーも多くいます。
あくまで演出であり、「ヒール役」の人が実は優しい性格で知られる様になったことも人気の理由です。
「ヒール役」とは「プロレスの演出で悪役に徹するプロレスラーのこと」を言います。
プロレスを盛り上げる為に重要な役割をしているのです。