「面が割れる」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「面が割れる」とは?

「面が割れる」という言葉を知っているでしょうか。

刑事ドラマで尾行する刑事が、「俺は面が割れているからダメだ」などと話すのを聞いたことがあるかもしれません。

一方で、「面が割れる」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。

そこで「面が割れる」という言葉の意味を紹介します。

• 「面が割れる」の読み方
• 「面が割れる」の意味

「面が割れる」の読み方

「面が割れる」は「めんがわれる」と読みます。

「面」は「めん」、「割れる」は「われる」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

「面が割れる」の意味

「面が割れる」には、どのような意味があるでしょうか。

「面が割れる」という言葉には、「その人が、誰か判別できる」「指名や身元が判明する」という意味があります。

犯人を尾行する刑事が、「面が割れている」という時は、刑事が犯人と会ったことがあり、顔が知られているという意味があり、そのため尾行できないということになります。

このように「面が割れる」には、「その人が、誰だかわかる」「指名や身元がわかる」という意味があります。

「面が割れる」を使った例文や短文など

「面が割れる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「面が割れる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「面が割れる」を使った例文1
• 「面が割れる」を使った例文2

「面が割れる」を使った例文1

「原宿の街を歩くと『面が割れる』ため、アイドルは行きにくい」

この例文のように、原宿のような若者が集まる街は、アイドルについて詳しい人が溢れています。

そのため、アイドルが街を歩くと顔を指されてしまうため、行きにくいでしょう。

このように、すぐに誰だかばれてしまうような「面が割れる」街には、有名人は行きにくいかもしれません。

「面が割れる」を使った例文2

「パーティの参加者に『面が割れている』ため、挨拶をしないといけない」

この例文は、参加したパーティの、その他の参加者に、自分の身元や名前が知られている状況を言葉にしたものです。

誰にも知られていないなら、挨拶する必要もありませんが、みなが自分を知っている場合は、全ての人に挨拶する必要があるでしょう。

「面が割れる」の類語や類義語・言い換え

「面が割れる」の類語や類似表現を紹介します。

「面が割れる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「素性が知れる」【すじょうがしれる】
• 「顔割れ」【かおわれ】

「素性が知れる」【すじょうがしれる】

「素性が知れる」には、「その人がどのような人か知られる」という意味があります。

例えば事故に遭って意識不明の人の財布から定期券や健康保険証などがみつかると、その人の生活圏や名前、職業などがわかり、「素性が知れる」かもしれません。

「顔割れ」【かおわれ】

「顔割れ」には、「その人が誰だかわかる」という意味があり、「面が割れる」とほとんど同じ意味になります。

「面が割れる」を他の言葉に言い換えたい時に、使ってみましょう。