「拍子抜け」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「拍子抜け」という言葉を使うことがあります。
一体どの様な意味なのか、由来なども含めて紹介します。
目次
- 「拍子抜け」とは?
- 「拍子抜け」の表現の使い方
- 「拍子抜け」を使った例文と意味を解釈
- 「拍子抜け」の類語や類義語
「拍子抜け」とは?
「拍子抜け」の概要について紹介します。
- 「拍子抜け」の読み方
- 「予想に反して反応や手応えがないこと」の意味
- 「期待外れでやる気を失くしたり、リズムが狂ってしまうこと」の意味
- 「拍子抜け」の由来
「拍子抜け」の読み方
「拍子抜け」は「ひょうしぬけ」と読みます。
「はくしぬけ」と読み間違わない様にしましょう。
「予想に反して反応や手応えがないこと」の意味
これは手ごわい、やり甲斐があるだろうなどと気合を入れてやってみたら、実際には全く大したことがなかったことを言います。
難しいことにチャレンジしようと思ったらあっさりと終わってしまった時の表現です。
「期待外れでやる気を失くしたり、リズムが狂ってしまうこと」の意味
やる気満々で臨んだところ大きな期待外れで、それが原因となり一気にやる気が失せてしまったり、自分のリズムが狂ってしまうことを言います。
呆れて脱力してしまい本来の能力が発揮できなくなってしまった時の表現です。
「拍子抜け」の由来
「拍子抜け」の由来は「拍子が抜ける」という言葉からきています。
「拍子」とは音楽のリズムのことで、一定の気持ち良いリズムで音楽が流れている時に、急にリズムが抜けたり、来るはずのところに「ポン!」と来ないとガクッと脱力してしまうことから言われる様になりました。
「拍子抜け」の表現の使い方
「拍子抜け」の使い方を紹介しまう。
- 非常に期待していた時に使う
- 「拍子抜けした」として使う
非常に期待していた時に使う
そのものごとに対して期待が大きく、準備もしっかりとしている時に使います。
スポーツの試合などでは相手が弱すぎたなど、自分以外の人はものが原因となることもあります。
「拍子抜けした」として使う
基本的に「拍子抜けした」と過去形で使われることが多くなります。
やる気があったのに大した事がなく、張り合いが抜けてしまったという事実の下に使われる言葉です。
「拍子抜け」を使った例文と意味を解釈
「拍子抜け」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「拍子抜け」を使った例文1
- 「拍子抜け」を使った例文2
「拍子抜け」を使った例文1
「プレゼンが急に中止になり拍子抜けした」
一生懸命準備をしてきたプレゼンが急きょ中止になり、張りつめていた気持ちが緩んでしまったことを表しています。
「拍子抜け」を使った例文2
「無理だと思っていた交渉があっという間にまとまり拍子抜けした」
とても無理だと思って色々対策を考えてきた商談ですが、予想に反して相手があっさりと同意してしまった為に、手応えを感じられなかった様子を表しています。
「拍子抜け」の類語や類義語
「拍子抜け」の類語を紹介します。
- 「気が削がれる」【きがそがれる】
- 「肩すかしを食らう」【かたすかしをくらう】
「気が削がれる」【きがそがれる】
「ものごとに対する意気込みを、何かのきっかけで損なわれてしまうこと」の意味です。
「肩すかしを食らう」【かたすかしをくらう】
「相手に対して立ち向かおうと気合いを入れて待っていたところへ、うまくかわされてしまうこと」という意味です。
「拍子抜け」は「予想に反して反応や手応えがないこと」「期待外れでやる気を失くしたり、リズムが狂ってしまうこと」という意味です。
大きく期待を外れてしまった時に使ってみましょう。