「忌み子」とは?!解説
怪奇小説などで「忌み子」という言葉を見掛けることがありますが、一体どの様な意味があるのでしょうか。
目次
- 「忌み子」とは?
- 「忌み子」の概要
「忌み子」とは?
「忌み子」の読み方と意味について紹介します。
- 「忌み子」の読み方
- 「望まれずに生まれてきた子供」の意味
- 「望まれずに生まれてきた子供」の意味
「忌み子」の読み方
「忌み子」は「いみご」と読みます。
「いみこ」と読むこともありますが、どちらも間違いではありません。
「望まれずに生まれてきた子供」の意味
親による「卑劣な行為」や「無計画な行為」により、望まれずに生まれてきてしまった子供のことを言います。
「望まれずに生まれてきた子供」の意味
周囲の人間から嫌われていたり、いじめられている子供という意味です。
親が犯罪を犯した、周囲に迷惑をかけている、子供に障害があるなど、差別的な習慣から来るものです。
「忌み子」の概要
「忌み子」の概要について紹介します。
- 「忌み子」と言われる背景
- 「忌み子」の具体例
「忌み子」と言われる背景
「忌み子」は日本でも小さい村や集落など、一般的な社会から離れて閉鎖的な地域で使われている言葉です。
小さな村では住人同士の結束が固く、信仰による習慣も残っています。
「人と変わっている子供=災いをもたらす」という考え方があることから、「忌むべき子供」という意味で使われているのです
「忌み子」の具体例
「忌み子」とされる具体例として、「双子」「混血」があります。
「双子」は、昔の武家では後継者問題に発展して、戦乱を招く可能性があったことに由来していると言われています。
「混血」は芸能人ならば「ハーフ」などと言われるのですが、一般的には差別も強く残っているのです。
「忌み子」は「望まれずに生まれてきた子供」「嫌われ者」という意味があります。
差別や偏見の意味で使われる言葉であることを覚えておきましょう。