「不審者扱い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
どれだけ治安がいいとされてもおかしな人物は常に存在しています。
そして何もなくても時に「不審者扱い」されてしまう人もいますが、そもそも「不審者扱い」とはどういうことなのか、例を紹介していきます。
目次
- 「不審者扱い」とは?
- 「不審者扱い」の表現の使い方
- 「不審者扱い」を使った例文と意味を解釈
- 「不審者扱い」の類語や類義語
「不審者扱い」とは?
「不審者扱い」という言葉は悪いことを何もしていないのに周囲から不審者としての扱いをされてしまうことを意味します。
「不審者」とは挙動や言動がおかしい・おどおどしている・不自然な動きなど明らかに普通の立ち振る舞いではないような人のことを言います。
そして不審者として認識されると通報されたり職務質問を受けるなど警察から声がかかったり犯罪者のような扱いを受けたりとぞんざいな扱いをされることを意味しています。
- 「不審者扱い」の読み方
「不審者扱い」の読み方
「不審者扱い」という言葉の読み方として「ふしんしゃあつかい」と読みます。
「不審者」は「ふしんしゃ」と音読み「扱い」は「あつかい」と訓読みで読みます。
「不審者扱い」の表現の使い方
「不審者扱い」という言葉の使い方として多くは特定の相手に対して明らかに不審な様子を伝える・表現する際に用いられます。
本当に不審者だと認識しているときは直接本人には伝えず、伝わらないようにその周囲でどんな人がいたかを語る際にもちられます。
しかし友人・知人などに冗談として用いる場合、挙動がおかしい人だと笑い話の中で用いられる場合もあります。
しかし使い方次第で印象も非常に変わることから、場面に応じた使い分けが非常に重要となります。
「不審者扱い」を使った例文と意味を解釈
「不審者扱い」という言葉を使うにあたり、実際にどのような使い方をされるか紹介していきます。
- 「不審者扱い」を使った例文1
- 「不審者扱い」を使った例文2
「不審者扱い」を使った例文1
「僕はいつも女性と話すときにしどろもどろになって汗が出たり手が震えたりひどく緊張するんだ。だからいつも女性から不審者扱いされてしまうんだよ」
この場合、当事者が周囲の女性から「不審者扱い」をされていると語っています。
普段は問題ないが女性と話すときに緊張から様子・言動などがおかしくなってしまうことが多く、その様子から「不審者」として扱われてしまうことを話しています。
「不審者扱い」を使った例文2
「僕の友人には子供好きな人がいるんだ。だけど顔と服装があっていないことと小さい女の子が好きで、公園で遊んでいると不審者扱いされて通報されたんだって」
ここでは友人の体験談を話しています。
その友人は子供好きで小さな女の子と公園で遊んでいると周囲の方から不審者として認識され、通報されてしまった経験があると伝えています。
「不審者扱い」の類語や類義語
「不審者扱い」という言葉には別の表現や類語なども存在しています。
どのような言葉があるか紹介していきます。
- 「要注意人物扱い」【ようちゅういじんぶつあつかい】
- 「犯罪者扱い」【はんざいしゃあつかい】
「要注意人物扱い」【ようちゅういじんぶつあつかい】
ここでの「要注意人物」とは何かしらの理由があって注意を張っておかなくてはならない人のことを表しています。
その理由は見た目・言動・過去の振る舞いなど様々ですが、気を付けなくてはならない人として扱われることとなり、類語となります。
「犯罪者扱い」【はんざいしゃあつかい】
「犯罪者扱い」は実際に犯罪を犯してしまった人のような扱いを受けることとなります。
「不審者」ではまだ犯罪は犯しておらず注意している程度の扱いですが、その扱いがよりひどくなってしまったことを意味しています。
「不審者扱い」という言葉は周囲が安全や治安に気を付けているからこそ怪しい人に用いられる言葉です。
しかし時には全くの誤解ンあこともあります。
また冗談かそうでないかの使い分け・表現の違いなど使い方にも注意が必要なため、必要な時に限り使うことが大切です。