「価値観」とは?意味や類語!例文と解釈
この「価値観」は、人それぞれ異なって当たり前だと言えるかも知れません。
目次
- 「価値観」とは?
- 「価値観」の英語と解釈
- 「価値観」の表現の使い方
- 「価値観」を使った例文と意味を解釈
- 「価値観」の類語や類義語
「価値観」とは?
「価値観」とは、その人が何に価値を認めているかという考え方のことで、善悪の判断の基準にもなると考えていいでしょう。
その為、人それぞれ違って当然と言えるもので、よく似た人が居たとしても、完全に一緒だということはまずありません。
他人であれば、これまでの生活環境などから、大きく異なっていてもおかしくなく、肉親であっても、結構な違いがあるということも少なくありません。
- 「価値観」の読み方
「価値観」の読み方
「価値観」は、「かちかん」と読む言葉です。
使っている漢字から、「物などへの価値に対する観念(意識)」のことという意味そのもので、読み方も特に問題はないでしょう。
逆に漢字で表記する際に、「価値観」としないように気を付けてください。
意味として、「物などへの価値に対する感覚」と解釈してもほとんど同じ意味の為、この「感覚」から「価値観」と覚えてしまっている人が居るかも知れませんが、間違いになるので注意してください。
最近では特に誤用とはしない場合もあるようですが、本来の表記は「価値観」です。
「価値観」の英語と解釈
「価値観」を英語にすると、“concept of values”となります。
「君とは価値観が違うようだ」を英語にすると、“Your concept of values seem different from me.”となり、「自分の価値観」としたい時には“my concept of values”と表記します。
“values”だけでもそれと使えないこともありませんが、「価値観」ときちんと訳して欲しい場合には、“concept of values”と使った方が確実です。
「価値観」の表現の使い方
「価値観」は、何に価値を認めるかなので、例えば、ある人はとても面白いと思った映画に対して、他の人はそうは思わなかったという場合、その人たちの「価値観」は、少なくともその映画については違うということです。
その他に、ある人には値段が高いと思う商品が、他の人からは安いと感じたり、おいしいと有名なお店にどれくらいの時間なら並んでも構わないなど、この「価値観」は本当に人によって様々です。
「価値観」を使った例文と意味を解釈
「価値観」を使った例文と、その意味の解釈です。
これが近いほど付き合いやすい人だというのが定説となっています。
- 「価値観」を使った例文1
- 「価値観」を使った例文2
「価値観」を使った例文1
「これだけ価値観が違うと、一緒に居てストレスしか溜まらない」
価値観が大きく違う人と一緒に居ると、そのように感じてしまっても仕方のないことがあります。
その為、できるだけこれが近い人ほど付き合いやすいと言われている訳です。
「価値観」を使った例文2
「無理矢理その人の価値観を押し付けられても、困るというものだ」
価値観の押し付けは、基本的には迷惑でしかありません。
ですが、世間的な常識とはかけ離れているような時には、その指摘の為に(結果的に)そうなってしまうことがあるかも知れません。
「価値観」の類語や類義語
「価値観」と似た意味で使われる言葉ですが、あまり人と似ている、異なるという使い方はしません。
- 「信念」【しんねん】
「信念」【しんねん】
正しいと信じている内容や考え方のことです。
人それぞれ違うという点も「価値観」と似ていますが、これといった「信念」はないという人も存在する為、「価値観」とは多少異なるものとなります。
「価値観」は、人によって違うのが当たり前と言えますが、それが違う人ともうまく付き合っていかないといけないのが現実です。
自分とは明らかに異なる場合でも、ある程度は理解しないといけない場合もあるでしょう。