「いとも簡単に」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「いとも簡単に」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「いとも簡単に」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「いとも簡単に」とは?
- 「いとも簡単に」の表現の使い方
- 「いとも簡単に」を使った例文と意味を解釈
- 「いとも簡単に」の類語や類義語
「いとも簡単に」とは?
「いとも簡単に」というのは物事を苦労せずにする様、簡単に、容易に、あっけなく、という意味になります。
例えば、ジャムの瓶を開けなければならない時、便が硬くてどうしても開けられない、という経験をした人もいるのではないでしょうか。
どれだけ苦労しても開けられないから他の人に頼んだところ、その人が「いとも簡単に」開けてしまったということもあるかもしれません。
その場合、その人は容易に、あっけなく、その瓶を開けてしまったということになります。
- 「いとも簡単に」の読み方
「いとも簡単に」の読み方
「いとも簡単に」という表現は「いともかんたんに」と読みます。
「いとも」というのは程度が甚だしいという意味になりますので、ぜひ覚えておきましょう。
「いとも簡単に」の表現の使い方
「いとも簡単に」というのは全然苦労しないで、あっという間に、などという意味で使われます。
例えば、サッカーをしていてもなかなかゴールが決められない、などと悩む人もいるでしょう。
しかし人によってはどのような角度からも「いとも簡単に」シュートしてしまうということがあるかもしれません。
なかなか解けないような数学の問題も、人によっては「いとも簡単に」解決してしまうかもしれないですよね。
とても簡単に、という時にこの表現が使われます。
「いとも簡単に」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「いとも簡単に」を使った例文1
- 「いとも簡単に」を使った例文2
「いとも簡単に」を使った例文1
「30キロのスーツケースを彼はいとも簡単に持ち上げてしまった」
海外旅行などに行く時、スーツケースは20キロ前後で収めなければいけないことがありますよね。
しかしお土産などを入れると重たくなってしまい、30キロ近くになってしまったなどということもあるのではないでしょうか。
さすがに30キロ近くになったスーツケースは重たいですが、人によってはとても簡単に持ち上げてしまう人もいるかもしれません。
女性にとって30キロは大変ですが、男性にとってはそこまで大変では無いかもしれないですね。
「いとも簡単に」を使った例文2
「ここまで苦労して仕上げた企画書なのに、彼はいとも簡単に反対した」
職場ではどれだけ時間をかけて作った企画書であっても、もしも内容が良くなかったらあっという間に反対されてしまい、終わってしまうかもしれません。
「いとも簡単に」という表現にはあっという間に、あっけなくダメという意味があります。
あっけなく反対されてしまったなどという場合にもこの表現が使えます。
「いとも簡単に」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「あっけなく」
- 「たやすく」
「あっけなく」
「いけなく」というのは開始後すぐにやられて終わる、ひとたまりもなく、という意味です。
瞬殺で、などという時にもこの表現が使われます。
「たやすく」
「たやすく」というのは容易に、という意味です。
困難な物事を全く気にかけない、物ともせず、という時に使われます。
ある人にとっては困難なことであっても、他の人にとっては「いとも簡単に」できてしまうということもあるでしょう。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきたいですね。