「見舞われる」とは?意味や類語!例文と解釈
皆さんは「見舞われる」という言葉を耳にした時にどのようなイメージを思い浮かべることでしょうか?
この言葉は、様々な場面で使われていますが、特に非常時な印象を覚える言葉の1つかもしれません。
そこで今回は、この「見舞われる」という言葉に焦点を当てて見ていくことにします。
目次
- 「見舞われる」とは?
- 「見舞われる」の英語と解釈
- 「見舞われる」の表現の使い方
- 「見舞われる」を使った例文と意味を解釈
- 「見舞われる」の類語や類義語
「見舞われる」とは?
「見舞われる」とは、「災難などに巡り当ること」という意味がある表現です。
「見舞われる」の原形となる「見舞う」には「慰め」、「訪問する」という意味がありますが、この受身形となると、「好ましくないものに遭遇する意味」という意味合いで使われることになります。
- 「見舞われる」の読み方
「見舞われる」の読み方
「見舞われる」は「みまわれる」という読み方になりますが、ニュースやネット・新聞報道でも、災害時に使われるので、ここでキチンとチェックしておいてください。
「見舞われる」の英語と解釈
「見舞われる」を英語に訳すと、“be hit”、“to experience”、“to witness”、“to undergo”、“ to suffer”などのイディオムで表現することができます。
「見舞われる」の表現の使い方
「見舞われる」は、「災難などに巡り当ること」という意味になるので、地震や台風・火災などの事故・災害で被害を被った場合に使われることになります。
また、個人レベルで事故に遭ってしまった場合でも使われることがあります。
「見舞われる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「見舞われる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「見舞われる」を使った例文1
- 「見舞われる」を使った例文2
「見舞われる」を使った例文1
「日本は毎年台風に見舞われる地域ですが、今年は例年以上に本土に上陸する台風が多くて全国に大きな被害をもたらした」
毎年夏になると、台風シーズンとなりますが、全国に大きな被害を落としていくことは、誰もが知っていることです。
しかし、その度に復旧作業・復興事業が取り組まれるのですが、完全に立ち直る前に、再び到来する台風に辟易しているはずです。
「見舞われる」を使った例文2
「彼は仕事を終えて、自宅に帰っている途中で車にはねられる不運に見舞われたのです」
このような事故に「見舞われる」ことは、まさに不運としか言いようがありません。
しかも、仕事帰りで気持ちがホッとしている時に出くわした事故です。
もう何と言っていいのが言葉を選んでしまいそうです。
しかし、命に別状がなかっただけでも、不幸中の幸いと思うしかありません。
仕事帰りは労災の対象になるものの、注意は必要です。
「見舞われる」の類語や類義語
「見舞われる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「被害を受ける」【ひがいをうける】
- 「状態にされる」【じょうたいにされる】
「被害を受ける」【ひがいをうける】
「被害を受ける」が「見舞われる」の類義語として使うことができる言葉です。
「災害などに遭って損害を受ける」という意味で、「見舞われる」よりもストレートな表現なので、理解もスムーズでしょう。
この言葉には言葉も日常的に使われる言葉ですが、好ましいことではありません。
「状態にされる」【じょうたいにされる】
「何らかの行動や動作の対象になること」という意味を持つ「状態にされる」という言い回しですが、これもまた「見舞われる」に近い意味を持つ表現として使われることがあります。
「見舞われる」という言葉は、普段の場面より、災害で被害に遭った時に使われるので、よく聞くことがあっても、身近な場面で出てくる機会はそんなに多くはないでしょう。
しかし、この言葉が使われる場合は、もしかすると自分にもその災難が降りかかってくる可能性もあるので、注意しなくてはなりません。