「足が出る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「足が出る」という言葉の耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、色々な場面で使われていますが、お金にまつわる使われ方が多い表現です。
そこで今回は、この「足が出る」にフォーカスして見ていくことにします。
目次
- 「足が出る」とは?
- 「足が出る」の表現の使い方
- 「足が出る」を使った例文と意味を解釈
- 「足が出る」の類語や類義語
「足が出る」とは?
「足が出る」とは「予算または収入よりも出費が多くなる」、あるいは「赤字になる」という意味があります。
その他にも「隠しごとが現れる」、「ぼろが出る」という意味も持っています。
- 「足が出る」の読み方
「足が出る」の読み方
「足が出る」とは「あしがでる」と読みますが、決して難しい読み方ではないので、ここで迷うことはないのでしょう。
確認する程度でいいかと思います。
「足が出る」の表現の使い方
「足が出る」は、「予算または収入よりも支出の方が多くなる」や「隠しごとが明らかになる」という意味がありますが、「隠しごとが明らかになる」という意味で使われるケースはあまり多くはないでしょう。
特にビジネスシーンで使われることは、まずないと言っても過言ではありません。
「足が出る」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「足が出る」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「足が出る」を使った例文1
- 「足が出る」を使った例文2
「足が出る」を使った例文1
「上司からこのプロジェクトは、予算が厳しい中でも足が出ないように指示を受けています」
この例文のような会話は、ビジネスシーンでは、よく使われている会話です。
特にプロジェクトや展示会のようなイベントで予算が決まっている場合に、出張費や外注費・備品費・通信費などの経費がかさんで、オーバーすることのないようにということを上司から業務命令として受けているということになります。
「足が出る」を使った例文2
「旅行のために積立してきたけど、予定外のコースがあったので、足が出てしまったよ」
この例文では、普段の生活の中でよく出てくる会話ではないかと思います。
旅行で予算を上限5万円と決めていたにも関わらず、どうしてもオプションツアーなどで、行きたい所が増えてしまい、予算オーバーになってしまったということになったのでしょう。
「足が出る」の類語や類義語
「足が出る」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「赤字になる」【あかじになる】
- 「採算が合わない」【さいさんがあわない】
「赤字になる」【あかじになる】
「赤字になる」が「足が出る」の類義語の1つとして挙げることができます。
「消費や損失の額が予算を上回っていること」という意味になります。
「採算が合わない」【さいさんがあわない】
「採算が合わない」という言葉も類義語として挙げることができますが、「目標の金額に達しなかったために、別の予定まで狂ってしまうこと」を指しています。
「足が出る」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この言葉は、ビジネスシーンでよく使われていますので、この記事で理解を深めて、使いこなせるようにしておいてください。