「鬼神の如き強さ」とは?!解説
「鬼神の如き強さ」とまで言われる対象には、そう簡単にお目に掛かれないものです。
目次
- 「鬼神の如き強さ」とは?
- 「鬼神の如き強さ」の概要
「鬼神の如き強さ」とは?
「鬼神の如き強さ」という言葉は、誰もまともに相手にならないほどのとんでもない強さだという意味で使います。
このような意味の為、主に勝負ごとで使われる言葉です。
例えば、高校野球で「次の相手は鬼神の如き強さを誇る○○高校だ」と使った場合、相手が自分たちではとても勝てると思えない、何度も甲子園に出場している強豪チームだという解釈になります。
- 「鬼神の如き強さ」の読み方
「鬼神の如き強さ」の読み方
「鬼神の如き強さ」は、「きしんのごときつよさ」と読んでください。
注意点は、「鬼神」を「きじん」とは読まないことです。
この言葉は「きじん」と読むことはなく、そのように発音してしまうと、「貴人」(家柄や地位などが高い人)や「奇人」(いわゆる変わり者)のこととなってしまいます。
「鬼神の如き強さ」の概要
この「鬼神の如き強さ」は、先のように、強過ぎる、とても勝てる訳がないといった意味で使われますが、実際にはそこまでではなくても大げさに使われることも多いです。
上で挙げた高校野球を例にとると、何度対戦しても5回コールド(5回までに10点差が付いた為に、そこで勝敗が決まってしまう)で負けてしまう相手であれば、このように表現しても大げさにはなりませんが、プロのスポーツになると、年間で負け越すような相手であっても、さすがにそこまでの差はないでしょう。
「鬼神の如き強さ」という表現は、あまり簡単に使ってしまうと意味が薄れてしまう場合があるので注意してください。
誰がどう見ても、そこまで強さが違うという場合にだけ使ってください。