「こぎつける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「こぎつける」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「こぎつける」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「こぎつける」とは?
- 「こぎつける」の表現の使い方
- 「こぎつける」を使った例文と意味を解釈
- 「こぎつける」の類語や類義語
「こぎつける」とは?
「こぎつける」とは、漢字で書けば「漕ぎ着ける」となりますが、意味は船を漕ぎ、目的の場所へ着くということから、色々な努力をして目標に到達するという意味があります。
「こぎつける」の表現の使い方
「こぎつける」とは、色々なことがあり、それに対して努力をしてようやく目的に到達したという時に使う言葉です。
ですからとんとん拍子に進んだこと、特別な苦労や工夫がなかったことには使いません。
「ようやく、開店にこぎつけることができた」「やっと完成にこぎつけた」という言い方になります。
「こぎつける」を使った例文と意味を解釈
それでは「こぎつける」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「こぎつける」を使った例文1
- 「こぎつける」を使った例文2
「こぎつける」を使った例文1
「みんなに頼みまわり、何とか資金を集めて開店にこぎつけることができた」
お店を開店させる為に、複数の人に協力をお願いして、資金を集めるといった様々な努力をして、開店することができた、平坦な道のりではなかったということを「こぎつける」という言葉で言い表します。
苦労や工夫があったということが「こぎつける」という言葉には含まれているのです。
「こぎつける」を使った例文2
「地道な営業努力が実り、ようやく契約にこぎつけることができた」
営業努力をすることで、契約することができたという時には「こぎつける」という言葉がよく使われます。
簡単なことではなかった、色々な努力があったという意味合いが「こぎつける」という言葉で言い表すことができるのです。
「こぎつける」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「こぎつける」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「たどり着く」【たどりつく】
- 「打ち勝つ」【うちかつ】
「たどり着く」【たどりつく】
「たどり着く」とは色々な苦労をして、目的地にようやく行き着くという意味があります。
「何度も話合いをして、ようやくお互いが納得いく結論にたどり着くことができた」「何とか、駅にたどり着く」「どうにかして、たどり着かねばならない」という風に使います。
「打ち勝つ」【うちかつ】
「打ち勝つ」とは試合、勝負で相手を破る、勝つという意味の他に、困難や苦しみを乗り越える、克服するという意味があります。
「病気に打ち勝つことができました」「この状況に打ち勝つ方法は何かないか」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「こぎつける」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「こぎつける」は色々な努力をして、ある目標に到達するという意味になります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。