「幕引き」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「幕引き」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「幕引き」という言葉を使った例文や、「幕引き」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「幕引き」とは?
- 「幕引き」を使った例文や短文など
- 「幕引き」の類語や類義語・言い換え
「幕引き」とは?
「幕引き」という言葉を知っているでしょうか。
「事件を幕引きにする」などというセリフを、サスペンスドラマなどで聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「幕引き」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「幕引き」という言葉の意味を紹介します。
- 「幕引き」の読み方
- 「幕引き」の意味
「幕引き」の読み方
「幕引き」は「まくびき」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「幕引き」は「まくびき」と読みましょう。
「幕引き」の意味
「幕引き」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「幕引き」には、「芝居で幕を開閉する役目の人」という意味があります。
また「幕引き」には、「ある出来事などを終わらせること」という意味があります。
「事件を幕引きする」という時は、ある事件を完全に終わりにするよう、何かしらの決着をつけることという意味があります。
「幕引き」を使った例文や短文など
次に「幕引き」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「幕引き」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「幕引き」を使った例文1
- 「幕引き」を使った例文2
「幕引き」を使った例文1
「二人の夫婦生活の『幕引き』のため、旅行に行く」
この例文は、離婚を決意した夫婦が、最後に旅行に行き、結婚生活を終わらせようとしている場面になります。
何かしらの理由が積み重なり、離婚することになったものの、相手を憎み合っているわけではないかもしれません。
綺麗な「幕引き」のために旅行に行き、最後に良い思い出を作ろうとしているのかもしれません。
「幕引き」を使った例文2
「紛争の『幕引き』のため、地元の実力者が腰を上げる」
この例文は、地域紛争を終わらせるため、地元の実力者が仲裁を買って出たという場面になります。
紛争などを終わらせる時にも、「幕引き」という言葉を使います。
「幕引き」の類語や類義語・言い換え
続いて「幕引き」の類語や類似表現を紹介します。
「幕引き」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「片を付ける」【かたをつける】
- 「決着」【けっちゃく】
「片を付ける」【かたをつける】
「片を付ける」には、「物事をきちんと処理し、決着をつけること」という意味があります。
「金で片を付ける」という時は、物事をお金で処理するという意味があります。
「決着」【けっちゃく】
「決着」には、「あやふやだった物事のきまりがついて、終わりになること」という意味があります。
「幕引き」と似た意味があるため、言い換えに使えるかもしれません。
「幕引き」という言葉について見てきました。
何かの出来事を終わらせようとする時、「幕引き」という言葉を使ってみましょう。