「渡りに船」とは?読み方・2つの意味を詳しく解説!
「渡りに船」という言葉は、「願ったり叶ったり」といったシチュエーションに対して使います。
目次
- 「渡りに船」とは?
- 「渡りに船」の概要
「渡りに船」とは?
この「渡りに船」は、ちょうど求めていたものがいいタイミングで起こった時に使います。
ちょっとしたことであっても使える表現で、例えば、会社の前でタクシーを呼んで急いで出掛けようとしていた時に、ちょうとタクシーに乗って誰かがその会社にやってきた(そのタクシーにそのまま乗れる)といったことがあれば、正にこの「渡りに船」と言えるでしょう。
- 「渡りに船」の読み方
「渡りに船」の読み方
「渡りに船」は、「わたりにふね」と読む言葉です。
語源は、河を渡ろうかと考えたいた時にちょうどその為の船がやってきたことからです。
「渡りに舟」とも記載する言葉で、どちらでも間違いではありません。
「渡りに船」の概要
この「渡りに船」は、ちょうど思っていた通りになることという意味の他に、困っていた時に、ちょうどその解決となる出来事が起きたという意味でも使える言葉です。
こちらの使い方の例としては、間違っていつもより多く仕入れてしまった商品を、ちょうど全て欲しいと言う人が現れたような場合が挙げられます。
どちらの意味で使う場合にも共通しているのは、「自分(たち)にとって都合がいいことが起きた」時に用いる表現だということです。
これこそ「渡りに船」だという出来事は、そう簡単に起こるものでもありませんが、起きた時にはとても嬉しいものです。