「こてんぱん」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「こてんぱん」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「こてんぱん」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「こてんぱん」とは?
- 「こてんぱん」の表現の使い方
- 「こてんぱん」を使った例文と意味を解釈
- 「こてんぱん」の類語や類義語
「こてんぱん」とは?
「こてんぱん」とは副詞で、徹底的にやっつけること、もしくはやっつけられる時に使う言葉です。
「こてんぱん」の表現の使い方
「こてんぱん」とは「こてんこてん」とも言いますが、徹底的にやっつける時、やっつけられた時の使う言葉となります。
「午前様で帰れば妻にこてんぱんにやられるのは目に見えている」「相手チームにこてんぱんにやられたよ」などと使います。
「こてんぱん」を使った例文と意味を解釈
それでは「こてんぱん」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「こてんぱん」を使った例文1
- 「こてんぱん」を使った例文2
「こてんぱん」を使った例文1
「ライバルをこてんぱんにやっつける」
ライバルが立ち上がれないほど、自分側と差を大きくつけるといった意味で「こてんぱん」という言葉を使います。
徹底的にやっつけるというのは、仕事上などでも、追随を許さないといった意味でも使う言い方です。
「こてんぱん」を使った例文2
「このまま、相手チームから、こてんぱんにされるわけにはいかないぞ」
「こてんぱん」とは徹底的にやっつけられる時に使う副詞なのですが、例文のように負けっぱなしが続くことを「こてんぱんにされる」と言います。
「こてんぱん」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「こてんぱん」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「ぐうの音も出ない」【ぐうのねもでない】
- 「けちょんけちょん」【けちょんけちょん】
- 「完膚なきまで」【かんぷなきまで】
「ぐうの音も出ない」【ぐうのねもでない】
「ぐうの音も出ない」の「ぐう」とは苦しい時に出る一声のことで、それすらも出ないということで徹底的にやり込められて、何もできない、一言も言えないといった意味があります。
「証拠を前にあいつはぐうの音も出ない様子だった、しかし反省はしていない」「ぐうの音も出ないようにしてやる」などと言います。
「けちょんけちょん」【けちょんけちょん】
「けちょんけちょん」とは副詞で、完全にやっつけること、徹底的に痛めつけることを言います。
「けちょんけちょんにけなされた」「けちょんけちょんにこき下ろす」などと使います。
「完膚なきまで」【かんぷなきまで】
「完膚なきまで」とは無傷なところがないほどに、ひどく、徹底的にという意味になります。
「完膚なきまでやっつけた」「完膚なきまで叩きのめす」という使い方をします。
いかがでしたでしょうか。
「こてんぱん」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「こてんぱん」とは「こてんこてん」と同じ意味で徹底的にやっつける、やっつけられるという意味になります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしていきましょう。