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「不明確」とは?意味や使い方!例文や解釈

「不明確」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「不明確」という言葉の理解を深めていきましょう。

不明確

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目次

  • 「不明確」とは?
  • 「不明確」の表現の使い方
  • 「不明確」を使った言葉と意味を解釈
  • 「不明確」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「不明確」の反対語
  • 「不明確」の類語や類義語・言い換え
  • 「不明確」の英語と解釈


「不明確」とは?

「不明確」とは?

「不明確」とは明らかではない、明確ではないことを言います。

  • 「不明確」の読み方

「不明確」の読み方

「不明確」と書いて「ふめいかく」と読みます。



「不明確」の表現の使い方

「不明確」の表現の使い方

「不明確」とは明確ではないこと、明らかではないことに使う言葉です。

ですから不確かな情報のことを「不明確な情報」と言います。

これは信用できない情報という意味にも解釈できます。

理由が証明できていないこと、はっきりとわからないことは「不明確」という言葉で言い表すのです。

例えばビジネスにおいて「その情報はまるで信用できない」などとはっきり言うのは言葉がきつくなりますので「その情報は不明確なところがある」と言い換えた方がいいでしょう。

「不明確」を使った言葉と意味を解釈

「不明確」を使った言葉と意味を解釈

「不明確」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「不明確な立場」
  • 「不明確なまま」
  • 「不明確な情報」

「不明確な立場」

「不明確な立場」とは、はっきりしない地位、境遇、考え方といった意味になります。

自分はこうであるとはっきり言い切っていない、もしくははっきりとした立場、係がないといった時に使います。

「僕はここでは不明確な立場ですのでどう動けばいいのかわからない」「彼は不明確な立場なので、まだ気を許さない方がいい」などと使います。

「不明確なまま」

「不明確なまま」とははっきりさせないまま、よくわからないまま、という意味で使います。

「彼の真意は不明確なままである」「今後の方針は不明確なままなので、社員も不安になっている」などと使います。

「不明確な情報」

「不明確な情報」とははっきりした根拠がない、判明していないところがある、確実性がないといった情報に対して使います。

ほとんどの場合はデマ、嘘であったりするのですが、そう決めつけるわけにもいかないという時は「不明確な情報」と言う方がソフトです。

「あなたの意見は、不明確な情報に基づいてのことですよね」「不明確な情報を信じるとはどうかしている」などと使います。



「不明確」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「不明確」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「不明確」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「不明確」を使った例文1
  • 「不明確」を使った例文2

「不明確」を使った例文1

「都合が悪くなり、責任の所在を不明確なままにして逃げた」

グループ、会社といった組織の中で、自分の都合が悪くなりますと、責任の所在をうやむやにして誤魔化すことがあります。

例えば適当な噂を信じて人を中傷した場合などに「誰から聞いたのか」と聞くと「覚えていない」「忘れた」といったように、でどころを曖昧にしてしまうことなどを「不明確にして逃げた」と言うのです。

「不明確」を使った例文2

「不明確な情報に惑わされるほど、私も馬鹿ではない」

「不明確な情報」とははっきりした根拠がない、疑う点が多い、そのような情報のことを言います。

それを鵜呑みにするのは浅はかと言われても仕方がないことなので、例文のような言い方になるのです。

「不明確」の反対語

「不明確」の反対語

「不明確」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「明瞭」【めいりょう】
  • 「明確」【めいかく】

「明瞭」【めいりょう】

「明瞭」とは明らかであること、はっきりしていてわかりやすいという意味です。

「明瞭な説明で素晴らしい」「明瞭な発音で聞き取りやすい」「彼の意識は明瞭であるから心配はいらない」などと使います。

「明確」【めいかく】

「明確」とははっきりしている、疑うところがなく確かであるという意味になります。

「明確な情報なので安心していいよ」「内容を明確にしておく必要がある」「明確な日付を思い出して欲しいのですが」などと使います。

「不明確」の類語や類義語・言い換え

「不明確」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「不明確」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「不明瞭」【ふめいりょう】
  • 「不透明」【ふとうめい】
  • 「不確か」【ふたしか】
  • 「隠微」【いんび】
  • 「正体不明」【しょうたいふめい】

「不明瞭」【ふめいりょう】

「不明瞭」とは明らかではなくて、はっきりしておらずわかりにくいことを言います。

「彼の説明は何とも不明瞭で、不信感が大きくなるだけだった」という風に使います。

「不透明」【ふとうめい】

「不透明」とは透明ではないということですが、重要なことを隠していたり、わからなくさせるなど、実状、先行きが見通せないことを言います。

「この件だけど、不透明な部分が多すぎるよ」「双方の意見があそこまで食い違うと、先行きは不透明だね」などと使います。

「不確か」【ふたしか】

「不確か」とは確かではなく、あやふやであることを言います。

「不確かな情報ばかりであてにならない」「不確かなことを口走るな」という風に使います。

「隠微」【いんび】

「隠微」とは表面にかすかに現れるものの、わかりにくいという意味になります。

「隠微な気持ちなので、誰も気づくことはない」「地味な石に見えるけれど、隠微な光沢がある」などと使います。

「正体不明」【しょうたいふめい】

「正体不明」とは、実体がわからない、不明点が多いという意味で使います。

「彼は今のところ、正体不明だから内情をしゃべらないようにしろ」「彼女は正体不明のまま、どこかへ去っていった」などと使います。

「不明確」の英語と解釈

「不明確」の英語と解釈

「不明確」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“ambiguous”という単語を使います。

例文は“an ambiguous position”(不明確な立場)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「不明確」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「不明確」とははっきりしていない、疑わしいところがある、わからないといった意味になります。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。