「反吐が出る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「反吐が出る」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
ここでは「反吐が出る」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「反吐が出る」とは?
- 「反吐が出る」の表現の使い方
- 「反吐が出る」を使った例文と意味を解釈
- 「反吐が出る」の類語や類義語
「反吐が出る」とは?
「反吐が出る」というのはものを吐きそうになるほど気分が悪くなる、不愉快になる、という意味になります。
これ以外にも実際に飲食したものは吐く、という意味がありますが、一般的には物の性質や状態が不快な感情をもたらす様子、気持ちが悪い、という意味で使われています。
「反吐」というのはいちど飲食したものを吐き戻した汚物という意味であり、吐き戻すこと、という意味を持つこともあります。
- 「反吐が出る」の読み方
「反吐が出る」の読み方
「反吐が出る」というのは「へどがでる」と読みます。
日常的に使われる表現ではありませんが、ぜひ知っておきたい言い回しの1つです。
「反吐が出る」の表現の使い方
「反吐が出る」という表現はとても不快な気分になったときに使える言い回しです。
実際に吐きそうになる、などという意味ではなく、とにかく不愉快である、気持ちが悪い、という時に使えます。
例えば、人によって態度を変えている同僚を見たとき、嫌だなぁと思う人も多いのではないでしょうか。
年上の人や目上の人の前ではゴマをするけれど、目下の人の前ではすごく偉そうだという人を見たとき、不愉快になる人も多いかもしれません。
そのような人を見て不愉快だと感じたとき、「反吐が出る」と表現することも可能です。
「反吐が出る」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「反吐が出る」を使った例文1
- 「反吐が出る」を使った例文2
「反吐が出る」を使った例文1
「部長は口を開けたまま食べ物を噛んでいて、その時は言えなかったけど反吐が出そうになったよ」
食事マナーは相手に不愉快な思いをさせてしまう可能性があり、きちんとしたマナーを身に付けておくべきものでもあります。
特に日本は食事マナーに厳しい国ですが、もしもマナーがしっかりとしていない場合、相手を不快な気持ちにさせてしまう可能性がありますよね。
そのため、職場の人と食事に行った時、相手の人のマナーの悪さに驚いたということもあるのではないでしょうか。
「反吐が出る」を使った例文2
「あの人はいつも言葉遣いが雑で反吐が出る」
食事マナー以外にも、言葉遣いが悪いという人を見ると嫌になってしまうという人もいるかもしれませんね。
敬語ができていない、年上の人に対して偉そうな口の聞き方をする、などという人を見ると、なんだか嫌だ、関わりたくない、と思う人もいるのではないでしょうか。
「反吐が出る」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「気分を害する」【きぶんをがいする】
- 「気持ちが悪い」【きもちがわるい】
「気分を害する」【きぶんをがいする】
「気分を害する」というのは物の性質や状態が不快な感情をもたらす、という意味になります。
不愉快だと感じたときにこの言い回しが可能です。
「気持ちが悪い」【きもちがわるい】
身体的に胃腸の調子が悪くて「気持ちが悪い」と表現することもありますが、見たり触ったりしたときの感じが悪いという意味を表すこともあります。
また、「気持ちが悪い」という表現は不満や疑問などが残り、心が晴れないという時にも使われます。
「反吐が出る」という表現は日常的に使いたい表現ではありませんが、ぜひ覚えておきたい言い回しの1つです。
他の人をそのような気持ちにさせないよう、意識したいですね。